発見!ニッポンの神業スペシャル!~世界遺産・嚴島神社へ ”神の島”宮島の謎!~

「発見!ニッポンの神業スペシャル!」

#05

初回放送:2023年1月13日(金)

〜世界遺産・嚴島神社へ ”神の島”宮島の謎!〜

古来より日本に伝わる伝統技術や先人の知恵を『神業』と呼び、
未来に繋ぐべき『ニッポンの神業』をご紹介するシリーズ特番の第五弾。
今回の舞台は、世界遺産・嚴島神社。
日本三景の1つ、安芸の宮島。
海上に建てられた「朱の大鳥居」の保存修理工事に密着すると共に、様々な謎を徹底解明する。
なぜ海上に壮大な社殿を造った?なぜ波に流されない?浮かび上がる驚愕の神業が!?

第5弾!!世界遺産・嚴島神社へ “神の島”宮島の謎!
今回は「世界でも珍しい海上社殿を可能にした神業」と「朱の大鳥居」70年ぶりの保存修理工事に密着!!
800年以上前に何故、海の中に社殿を造ったのか?
そして、自然災害から本殿を守る驚きの神業とは?

嚴島神社が800年以上前、海上に建てられたのは
“神の島”だから!?
さらに!社殿は、なぜ波に流されない?そこには驚きの神業が!

宮島に関する数々の書籍を執筆する舩附洋子さん、嚴島神社の権禰宜(※神職名)、藤井幹也さんと一緒に、嚴島神社の社殿へ。創建は推古天皇が即位した593年と言われ、平安時代の終わり、平清盛が現在の嚴島神社に近い壮大な社殿を再建。平安時代の貴族の住居だった寝殿造の様式を取り入れて造営されたといわれる。
その後、社殿は何度か再建されるも造営当時の姿をほぼそのまま残しているというが、平清盛は、一体なぜ海の中に壮大な神社を造ったのか?
実は、昔の人々にとって宮島は、島全体がご神体であったことから、木を切ったり、土を削ったりすることで、ご神体を傷つけることを恐れ、島の上を避けて、海の中に社殿を造営したのだという。一体なぜ宮島は“神の島”とされていたのか?その驚きの理由とは!
さらに!なぜ海の中に建っているのに、沈んだり流されたりしないのか?
秘密は「社殿の柱」を固定せずに礎石の上にただ置いたことがポイントだという。一体どういうメカニズムなのか?その驚きの神業にヒロミ・羽田も仰天!

嚴島神社には神社なのに仏像が祀られていた!?
勝海舟が使用したという非公開の部屋にも潜入!

続いて、嚴島神社の隣にある大願寺へ。ここで、嚴島神社で昔、仏像が祀られていた理由が明らかに!
実は、日本は元々、神様を信仰していたが、 聖徳太子の時代に大陸から仏教が入ってきた。
やがて、神様と仏様を同化させようという思想が起こり、八百万の神は、仏様や菩薩の化身だという考え方が生まれた。
そこで、「神様の元々の姿」である「仏様」が、神社に祀られるように。
しかし、明治時代になると、政府は神道の国教化を図るため、神道と仏教を切り離す神仏分離令を発令。
これにより、お寺や仏像を焼き払い、叩き壊す廃仏毀釈という過激な破壊活動に発展。嚴島神社の本地堂、五重塔、多宝塔にあった仏像も、神仏分離令により、大願寺や大聖院に遷された。
さらに、勝海舟が使用したという非公開の部屋へ!そこで行われたこととは?

保存修理工事のために作った橋で、
海上に建てられた「朱の大鳥居」へ。
海の中に建ってるのに、強風がきても倒れないのは何故?
3年に渡る保存修理工事の様子を交えながら、驚愕の神業を紐解く!

大鳥居の保存修理工事に携わった嚴島神社の技師・原島誠さんと一緒に、
今しかない保存修理工事のために作った橋で大鳥居へ。大鳥居は、高さ16.6m、主柱と呼ばれる2本の柱と袖柱と呼ばれる4本の柱で支える「両部鳥居」。
そんな大鳥居、一体なぜ、海の中に建ってるのに、強風がきても倒れないのか?
その秘密の一つが、屋根の部分にある石に。その重さ、なんと約4トン。これが重しの役割になっているという。
そして、70年ぶりの保存修理工事で施された驚きの神業とは?

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