発見!ニッポンの神業スペシャル!祭りの火を絶やすな!~青森ねぶた祭を訪ねて~

「発見!ニッポンの神業スペシャル!」

#04

初回放送:2022年9月23日(金・祝)

祭りの火を絶やすな!~青森ねぶた祭を訪ねて~

日本の神業(伝統技術)を4回のシリーズで紹介する大型特番の第4弾。
今回は「なぜ日本人は祭りに魅了されるのか?」、「青森ねぶた祭」を中心に、ニッポンの祭りにスポットを当てる。
300年の歴史を持つ「青森ねぶた祭」。そこには、ねぶた作りで生計をたてる「プロのねぶた師」の存在が!
さらに、ねぶた祭りの長い歴史の中でわずか6人だけしかいない「名人」の称号を持つ人物が登場!!
今年で引退する名人が作るねぶたのスゴさとは?その神業に迫る。
そして、「岸和田だんじり祭り」「祇園祭(京都)」に欠かせないアレの秘密や、
コロナ禍で苦境に立たされた「神輿」職人の想いに迫る。

今回は、3年ぶりに復活した「青森ねぶた祭」をはじめ、「岸和田だんじり祭り」「京都祇園祭」など、ニッポンの祭りを支える職人の神業!!
初めて大型ねぶたに挑戦する職人に密着!ねぶた小屋にも潜入!ねぶた祭を生で見るのは初めて。というヒロミは・・・
「ねぶたは生き物だっていうことがよくわかりましたね。平面で描いた絵がこれになるっていう。凄いものを見させてもらった」
「ニュースで見るねぶたと全く違う」と語るヒロミと羽田美智子が体感した「青森ねぶた祭」の神業(=伝統技術)とは?
そして、「岸和田だんじり祭り」「京都祇園祭」に欠かせないアレの秘密や、コロナ禍で苦境に立たされた「神輿」職人の想いとは?
さらに!「神業ミュージアム」の今後の予定や番組から重大発表も!!

元々は“睡魔を流す”儀式だった?!
300年を誇るねぶたの歴史とは?

2022年8月5日、青森の町が一年で一番熱く燃える日、ねぶた祭のクライマックスを目撃しにやって来たヒロミ・羽田。「ねぶたの家 ワ・ラッセ」(ねぶたミュージアム)で、ねぶた研究の第一人者で青森公立大学の佐々木てる教授と合流。そこで驚きのねぶたの歴史を教えてもらう。
昔、夏の青森の夜は暑くて寝苦しいため、人々は寝不足になりがちで、1日中だるい日々が続きやすかった。そんな「真夏の睡魔」を「悪い病魔を呼び込む元」と考えて恐れ、これを払うために七夕の夜、川で水浴びをするなどしていた。この「睡魔」を流す儀式を「眠り流し」と呼び、これが現在のねぶた祭の前身だったと言う。「ねぶた」という名称も、「ねむたい」が訛って「ねぶたい」となり、「ねぶた」に変化したんだそう。そこからなぜ、今の巨大なねぶたが生まれ、全国的な祭りに発展したのか?その意外な歴史にヒロミ・羽田も驚愕!

これまで6人しか存在しない「名人」の称号を持つ「プロのねぶた師」が
登場!今年で引退する名人の最後の作品とは? その驚きの神業とは?

ねぶた師の世界には、「ねぶた名人」という特別な称号がある。
ねぶた祭の長い歴史の中で、昭和34年、北川金三郎が初代名人として認められてから今まで、およそ60年間で、ねぶた名人となったねぶた師は、わずか6人だけ!
その中で現在もご存命なのは、たった2人。
そのうちの一人、5代ねぶた名人・千葉作龍さんが登場!
今年で引退する名人が作るねぶたのスゴさとは? そこには驚きの神業が!

ねぶた名人の最後の弟子が今年大型ねぶたデビュー!!
長年かけて脈々と受け継がれる“祭りの遺伝子”とは?

ねぶた師が一人前として大型ねぶた作りを任されるようになるまで、10年以上はかかる厳しい世界。
その大型ねぶたに、5代ねぶた名人・千葉作龍さんの最後の弟子、吉町さんが今年デビュー。
大型ねぶたを作るねぶた師の中で最年少となる33歳。
千葉名人の指導のもと、何度も作り直してこだわった吉町さんのデビュー作とは?
また、師匠から弟子へ…、長年かけて受け継がれている“祭りの遺伝子”とは?
さらに、4つの賞に選ばれないと祭り翌日に解体!?
通りを走り抜ける千差万別な17台のねぶた。その中から「ねぶた大賞」に選ばれる作品は?

さらに、「岸和田だんじり祭り」「祇園祭(京都)」に欠かせないアレの秘密や、
コロナ禍で苦境に立たされた「神輿」職人の想いに迫る!
群馬県桐生市「ニッポンの神業ミュージアム」も好評開催中!

「ニッポンの神業ミュージアム」とは・・・
日本が世界に誇る伝統技術とその進化=『ニッポンの神業』を
“観て・触って・体験できる”体験型ミュージアム!

場所は、1300年の歴史を誇る織物のまち・群馬県桐生市。
番組でご紹介した神業を展示するブースをはじめ、桐生織の手織り体験や
桐生で生まれた伝統技術・横振り刺繍の作品展示・体験教室などが楽しめるほか、
桐生市の全面協力のもと、“町全体をミュージアム化”!!
ものづくりの町・桐生の町を巡りながら、様々な伝統に触れることができます。

メイン会場となる古民家「ギャラリー禅林」、桐生天満宮から繋がる「重伝建」エリアを中心に、
様々な神業を見学・体験できる20か所が参加した神業スタンプラリーや
工場見学ができるオープンファクトリーなど、来客者が地図パンフレットを手に桐生の街を巡る“周遊型ミュージアム”です。
また桐生市で40年ぶりとなる花火大会や水森かおり・市川由紀乃の神業コンサート、コーラスグループFORESTAによるこころの歌コンサートなど、イベントも盛りだくさんです。

ニッポンの神業ミュージアム

【会 期】 2022年6月25日(土)~11月6日(日)
【会 場】 群馬県桐生市
 「ギャラリー禅林」 ※「ニッポンの神業ミュージアム」メイン会場 桐生市本町4-73-3
 「有鄰館」 ※桐生市指定重要文化財
 「重伝建(重要伝統的建造物群保存地区)」及び、市内
【主 催】 BS日本(BS日テレ)、ニッポンの神業ミュージアム製作委員会
【後 援】 桐生市 桐生市スポーツ文化事業団
【入場料】 無料 ※各種ツアー、ワークショップ等体験イベントは有料想定

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