2024年1月13日(土)19:00〜20:54 第六弾※再放送
2024年1月20日(土)19:00〜20:54 第七弾
「発見!ニッポンの神業スペシャル!」
#07
2024年1月20日(土)19:00〜21:54 第七弾放送
“観てみたいけどハードルが高そう”と思われがちな能楽や文楽…。
これさえ見れば、日本の伝統芸能が丸わかり!
ヒロミと女優・筒井真理子が国立能楽堂の能舞台と普段は入れない
舞台裏に潜入!能・狂言・文楽の技も体験!
狂言師・野村萬斎が登場!狂言は“日本最古の喜劇”!?
番組MCのヒロミと自らも日本舞踊をたしなむ女優の筒井真理子が、
東京都渋谷区の千駄ヶ谷にある国立能楽堂を訪ねる。
そこで待っていたのは、狂言師の野村萬斎。
「能と狂言はどこが違うの?」「どうして独特な動きをするの?」「初心者におススメの作品は?」など今さら聞けない基礎知識から、
「能面をつけているのになぜ表情が変わって見えるの?」など、
能・狂言にまつわる様々な疑問や驚きの技などを分かりやすく伝える。
「装束は重いものは20kg 以上!?」「舞台は裸足や靴下では上がれない!?」
知られざる世界と600年以上受け継がれた伝統の数々にヒロミと筒井も驚愕!
野村萬斎の指導のもと、ヒロミ・筒井が狂言・能を体験!
ヒロミ・筒井が、野村萬斎の指導のもと、狂言の独特の型や、セリフ回しなどを体験!
そこには驚きの神業が!
能の有名な演目「土蜘蛛」の、蜘蛛の巣を手品のようにパーッと広げる技にも挑戦する!
また、「表情の変わらない能面をつけ、しかも殆ど動きのない動作の中でなぜ登場人物の感情が伝わるのか?」
という疑問を、能楽師・角当直隆らが実演しながら解説。
更に能面の神業に触れるべく、天才と呼ばれる面打ち師・新井達矢に密着。
その神業に迫る。
去年、人間国宝に認定された人形遣い・吉田玉男が登場。
文楽の始まりは、今からおよそ400 年前の江戸時代。
三味線の伴奏に合わせ、太夫と呼ばれる語り手が物語などを語る「浄瑠璃」と人形劇を
合わせた「人形浄瑠璃」=「文楽」が誕生。その内容には、幾つかのジャンルがあり、
「心中もの」をはじめ、その時代のホットな事件を題材にしたものを「世話もの」という。
今も昔も、スキャンダルはみんな大好き!
当時の民衆も、実際の事件を題材にした「世話物」に飛びつき、文楽は江戸時代のワイドショーと言える存在だったのだ。
人間よりも人間らしいといわれる文楽人形をどう操っているのか?実演
登場人物のセリフやナレーションを語る太夫と、伴奏だけでなく、効果音などの役割も果たす三味線。
そして、人形に命を吹き込む人形遣い。この三者を合わせて「三業」と呼ぶ。
今回は、人間国宝・吉田玉男が、息を合わせながら人形を操る人形遣いの神業を披露!
ヒロミと筒井も実際に体験してみるが、その高度な技に感心するばかり。
さらに文楽発祥の地・大阪にある国立文楽劇場に潜入。
一人で全ての登場人物のセリフを演じ分ける太夫や、たった一音で登場人物の感情や場面の状況などを表現する三味線の技。
舞台を支える小道具・衣装・床山などの職人技など、文楽の魅力を紹介。これまで文楽を観たことがないというヒロミも「ぜひ観に行きたい」と感動する。