毎週水曜 22:00~22:27放送
日本最古の絵の具 上羽絵惣
2025年5月21日放送
今回は京都にある日本最古の絵の具店「上羽絵惣」。
創業は1751年、色鮮やかでリアルな花や鳥などの花鳥画で知られる画家・伊藤若沖、抽象画が多かった日本画の中で見たままを描く写実的な絵で円山派の祖となった円山応挙などが活躍した江戸中期に誕生しました。
1200色以上の伝統色を取り扱う上羽絵惣で受け継がれてきた伝統の絵の具とは?絵具作りを見せていただきながら、生み出される色の秘密を解き明かします。
上羽絵惣創業以来の看板商品が「胡粉(ごふん)」。ホタテの貝殻から作られ、日本画の下塗りや他の顔料などに混ぜて色を作るのに欠かせない白色絵の具。壁画や雛人形、能面、日光東照宮の下塗りにまで使われている、その驚きの理由とは?そして、伝統の胡粉はどうやって作られているのか?
今回、製作工程を見学させて頂いた「新彩岩絵具」は、上羽絵惣でしか作っていない絵の具。方解末という炭酸カルシウムの方解石を粉末にしたものに色を付けていくそうなのですが、どうやって伝統の色を作り出しているのか?そこには絶対にマネできない職人の秘密の技がありました。
ミライアクションでは、胡粉を使うことで刺激臭がなく除光液がいらない、と子どもや妊婦さん、病気で療養中の方に人気の「胡粉ネイル」を紹介します。
備前長船の日本刀編
2024年8月21日放送~9月4日放送(全3回)
この番組は、読売新聞社が取り組む伝統文化振興プロジェクト「Action!伝統文化」と連携しています。
原材料や後継者の確保が難しくなっているという工芸や芸能等の深刻な現状を静観せず、その魅力を発信し、幅広い伝統文化の振興策が展開されることを目指して、企業や自治体などと連携し『行動を起こす』のが「Action!伝統文化」です。
詳細や今後のイベント予定については公式HP(https://dentou.yomiuri.co.jp/)からご確認ください。
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