2024年04月08日(月)
中国とフィリピンが領有権を争う南シナ海で、7日、日本、アメリカ、オーストラリア、フィリピン4カ国の「海上共同活動」と位置づける初めての共同訓練が行われた。訓練に先立ち発表した共同声明では「戦術や技術など相互運用性を強化する」としている。
一方で同じ7日に、中国の海軍と空軍が合同で南シナ海のパトロールを行ったという報道も。共同訓練をけん制する狙いとみられる。また、先月23日には、中国側が再びフィリピン船に妨害行為。放水銃で船体を破損させる一部始終を最新映像とともに検証する。緊張高まる南シナ海。強引な海洋進出を強める中国に、西側、そして日本はどう向き合っていくのか議論しました。
[読売新聞オンライン記事サイトへ]フィリピンEEZで日米豪比4か国の共同訓練、元海自呉地方総監「中国への戦略的メッセージ」