イベント情報
木彫り熊×輪島塗
特別展示 八雲の木彫り熊、輪島の蒔絵と出会う展
2024年1月の能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県輪島市の伝統工芸「輪島塗」。 長い歴史とともに受け継がれてきたその技術を絶やさぬようにと、北海道八雲町の木彫り 熊職人・小熊秀雄さんと、輪島塗の若手蒔絵師・大森晴香さんがタッグを組み、両地域の 伝統工芸を融合させた作品「わじま熊」を制作しました。 この“わじま熊”は、北海道で100年以上の歴史を持つ郷土工芸「木彫り熊」と、輪島の塗 師・蒔絵師が丹念に仕上げる「輪島の蒔絵」が融合した、世界に一つだけのアート作品です。重厚感のある木彫りに、繊細かつ鮮やかな蒔絵が施されることで、伝統と革新が見事に共存しています。
2024年1月1日、新年早々に能登半島を襲った大地震。県が誇る伝統工芸「輪島塗」も甚大な被害を受け、その継続の危機に瀕しています。このプロジェクトは地域の希望となり、真の復興に繋げていくことを目指しています。物販の売り上げの一部は、支援金として寄付されます。
大森晴香(蒔絵師/輪島市) 石川県輪島市出身・2018年に輪島漆芸技術研修所卒業、同年に蒔絵師として仕事を開 始。2020年に蒔絵師である、山田満佐博氏に師事 4年間の弟子修行を無事終え、2023年5月に年季を明ける。
小熊秀雄(木彫り熊作家/八雲町) 柴崎彫り(ハツリ彫り)で有名な柴崎重行氏の熊に強く感動し、ハツリ彫りの技法を取り入 れた木彫り熊を制作している。日本全国・海外から木彫り熊発祥の地 八雲町に訪れるファ ンと熊彫り体験を通して木彫り熊の魅力を伝えている。
【お問い合わせ】
わじま熊プロジェクト実行委員会
メール:annano1616@gmail.com
公式SNS:@wajimakuma_project