国内シェアNo.1 福井伝統工芸対談
2025年10月1日放送~10月8日放送(全2回)
国内シェアNo.1 福井伝統工芸対談
2025年10月1日放送
今回は国内シェアNo.1の福井伝統工芸対談
実は福井県は、国内シェアNo.1の工芸品や技術が数多くある、まさに匠の町なんです。
そんな福井を代表する匠たちが一堂に会し、歴史や職人の技、そして未来について語って頂きました。
福井・鯖江を「国内シェア95%」を誇るメガネ一大産地にした創業者・増永五左衛門。
その志を受け継ぐ増永眼鏡社長・増永宗大郎さん。
レストランなどで使われる業務用漆器の「国内シェア80%以上」を誇る越前漆器を200年以上、漆の塗師として支えてきた漆琳堂八代目・内田徹さん。
塗箸の「全国シェア80%以上」を占める若狭塗箸を製造し、牛丼チェーン店の吉野家にも採用されるなど、伝統工芸品を現代にアップグレードする株式会社内藤・内藤康さん。
互いの伝統工芸の技に驚き、シェアNo.1の裏に隠された“発祥の歴史”が次々と明らかに!
さらに匠の技、その極意も大紹介!
越前漆器では、器の形に合わせて漆を均一に塗り重ねる熟練の技。
微細なゴミをピンセットで1つ1つ取り除くという、気の遠くなる作業に感嘆!
若狭塗箸では、煌びやかな海底を連想させる「美しい模様」の秘密に迫ります。
福井・鯖江を「国内シェア95%」を誇るメガネの一大産地にした増永五左衛門が1905年に創業。
以来、たがいの技術を磨きあい、品質の良いめがねを提供。
国内はもとより海外においても「世界の一流品」と評価されている。
レストランや宿で使われる業務用漆器の「国内シェア80%以上」を誇る越前漆器。
漆琳堂は 1793年の創業以来、漆の塗師として越前漆器づくりを営み続け、その技術を継承。
八代目の内田さんは産地最年少で越前漆器伝統工芸士に認定される。
塗箸の「全国シェア80%以上」を占め、日本の食文化を支える若狭塗箸。
内藤は1981年の創業以来、若狭塗り箸の製造卸を手掛け、牛丼チェーン店の吉野家にも採用されるなど、伝統工芸品を現代にアップグレードしている。
国内シェアNo.1 福井伝統工芸対談②
2025年10月8日放送
今回は、前回に引き続き国内シェアNo.1の福井伝統工芸対談
「国内シェア95%」を誇るメガネの一大産地、鯖江の増永眼鏡社長・増永宗大郎さん。
業務用漆器の「国内シェア80%以上」を誇る越前漆器の漆琳堂八代目・内田徹さん。
塗箸の「全国シェア80%以上」を占める若狭塗箸を製造する株式会社内藤・内藤康さん。
そんな福井を代表する匠たちが一堂に会し、歴史や職人の技、
そして未来について語っていただきました。
さらに匠たちの極意にも迫ります!
若狭塗箸では貝殻や卵の殻で模様を作り、漆を何層も塗り重ねるという職人さんの高い技術力。
さらに!わずか数ミリしかない漆を削り、美しい光沢や模様を出す極意とは!?
また、完成までに200以上の工程があるという
増永眼鏡さんの工場も特別に見学させて頂きました。
泥を使って研磨する「泥磨き」や日本人と欧米人で違う「鼻あて」の調整、
3日~5日ほど磨き続けるという「バレル研磨」など、
1つ1つの工程に人の手が加わり、
その積み重ねが、世界に誇る鯖江のメガネのクオリティを生み出しています。
そんな知られざる極意と、未来へと繋がるモノづくりの精神に迫ります。