「八代目・尾上菊五郎」「六代目・尾上菊之助」 襲名披露SP

2025年8月20日放送

今年5月、東京・歌舞伎座で行われた
八代目尾上菊五郎、六代目尾上菊之助の襲名披露公演に伴い、
新・菊五郎さんと愛さんによるスペシャル対談が実現!

「伝統」と「血筋」
親子そろって襲名という希少な舞台で“見えないもの”の重みを実感したという菊五郎さん。
「人ならざる者」
歌舞伎界とモデル界、異なる道で活躍する2人の意外な共通点とは?

さらに話題は、2人のお子さんの話へ。
菊五郎さんの長男・菊之助さんは、わずか11歳で「六代目菊之助」を襲名。
愛さんの長男・冨永章胤さんは現在20歳、海外でモデルとして躍進中。
「親でありながら、同じ道を歩むライバル」
時に厳しく。時に気分転換も…。知られざる親子関係に迫ります。

そんな息子さんと二人三脚で歩みながら…菊五郎さんは「古典の魅力」と
「他人との縁を大事にする」という日本古来の精神を未来へ繋げたいと語ります。

そして今回の襲名披露の祝幕、
実はグローバル ラグジュアリー ジュエラーである「ティファニー」が贈呈したんです。
番組では、日本の伝統文化に畏敬の念を持ち、
その存続のために行なってきたティファニーの活動もご紹介します。

今年7月に誕生した「ティファニー銀座」。
2階天井には、伝統の「金沢縁付金箔」を使用。実はティファニーは、日本にしかない伝統技
「縁付」を後世に残すため、縁付によって箔を打てる職人を育てるプロジェクトの支援も行なっているんです。

番組では石川県金沢市を訪ね、この育成プロジェクトによって縁付の技術を習っている研修生・髙田直美さんと、研修生を受け入れている熱野工房の熱野真一さんにをお話を伺いました。
後継者を育て、縁付の技を未来へ残すためには、この育成プロジェクトは非常に有難いといいます。一人前の縁付職人になるまでに10年はかかるといわれ、習い始めて3年の髙田さんにとってはまだまだ長い道のりですが、「縁付で箔を打てるようになるまで絶対頑張ります!」と力強く語ってくれました。

さらに、ティファニー銀座の縁付金箔を手掛けた金沢の老舗・箔座の職人・青嶋繁夫さんを訪ね、
縁付金箔の製造工程を見学させて頂きました。そして2階の天井に貼り付けた箔押師の清水ひろみさんも取材。今回挑戦した新たな技法とは?その様子も余すことなくお届けします。

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