山中漆器

2026年1月21日放送~1月28日放送(全2回)

山中漆器①
2026年1月21日放送

今回は石川県の山中漆器。
およそ400年前の安土桃山時代から
石川県加賀市・山中温泉地区で作られている伝統的な挽物漆器で
漆器としては日本一の生産量を誇ります。

その特徴や歴史を聞くため、歌舞伎俳優の尾上菊五郎さんが
木地師、塗師、蒔絵師の職人のもとを訪ね、体験をしました。
体験中には、歌舞伎の所作との共通点や、息子の菊之助くんに対する稽古の話も。
どうしてもきつい言い方をしてしまうという菊五郎さん、菊之助くんから
「お父さん厳しすぎる。もっと褒めて」といつも言われてしまうそうです。

最初に訪れた木地師・山田マコさんの工房では山中漆器の特徴のひとつ、
輪切りにした丸太の断面から形を木取りする「縦木取り」という技法を見学。
さらにノミを振動させて模様をつける「ビリ筋」に挑戦!
果たして菊五郎さんの腕前は!?

塗師の清水一人さんの工房では、
山中漆器の伝統技法「変わり塗り」の作品を拝見しながら
漆が乾く前にロウソクの火であぶり、煤で模様をつける「叢雲塗」に挑戦!
菊五郎さんの真剣な表情は、まさに「歌舞伎の見得」!?
その出来栄えは!?

木地師 山田マコさん

石川県加賀市出身。山中漆器の産地に生まれ育つ。
短大時代は漆工芸を専攻。
「最初から最後までを一貫して作れるようになりたい」と考え、卒業後、木地師の道へ。
当時、木地師としては「初の女性職人」だったそうです。

塗師 清水一人さん

高校卒業後、輪島漆芸技術研修所で5年間、基礎技術を習得し塗師の父に弟子入り。
「変わり塗り」という伝統技法を探求し山中温泉地区で「叢雲塗」を行う唯一の存在。
全国伝統的工芸品公募展では「経済産業大臣賞」を受賞するなど、塗師の第一人者。

山中漆器②
2026年1月28日放送

今回は先週に引き続き、石川県の山中漆器。
歌舞伎役者・尾上菊五郎さんが訪れた塗師の清水一人さんの工房では、「変わり塗り」の一つ、和ろうそくで漆に煤をつける技法「叢雲塗」に挑戦。
雨の中を龍が飛んでいる模様を描きたいと言う菊五郎さん。
果たして、どんな作品になったのか?

そして、次に菊五郎さんが訪ねたのは、両親と兄、家族4人が蒔絵師という、針谷祥吾さんの工房。
器の表面に漆で絵や模様を描き、金や銀などの金属粉・色粉を蒔いて装飾する「蒔絵」の世界に迫ります。

蒔絵の作品を拝見しながら、お父さまの祐之さんに「息子さんが同じ蒔絵師になると決めたときの心境」を伺うと、話題は菊五郎さんの息子・菊之助くんの話へ。
同じ道を歩む父だからこそ抱く、子への想いとは!?

さらに、菊五郎さんが匠の技に挑戦!
同じ太さ、同じ厚さで、漆で線を引くという高度な技術、蒔絵ならではの緻密な技を体験します。

そして、漆の器に金粉を蒔く作業へ。
用意された器の絵柄は、なんと!屋号である「音羽屋」の家紋!
絶対失敗できない作業の中で、菊五郎さんの表情が再び「歌舞伎の見得」に!?
果たして、その出来映えは?

番組の最後に重大発表!
愛さんと番組初回の「江戸小紋」でお世話になった、廣瀬染工場の廣瀬雄一さんとの「コラボストール」の発売が決定!
詳しくはBS日テレショップをご覧ください

蒔絵師 針谷祥吾

山中漆器 加飾部門の伝統工芸士で両親と兄の4人で蒔絵の工房を営む。
鳥の羽毛や柳の葉など、細かい部分を描くことを得意とし、
2021年「全国伝統的工芸品公募展 入選」
2023年「山中漆器蒔絵展 石川県伝統産業復興協議会長賞」受賞

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