九谷焼

2025年6月25日放送~7月2日放送(全2回)

九谷焼①
2025年6月25日放送

今回は石川県の九谷焼。
「五彩」と呼ばれる赤、黄、緑、紫、紺青の五色の絵の具を厚く盛り上げて塗る色付けが特徴で、今では、宮内庁からの贈答品として使用され、英国イギリス、チャールズ皇太子の御成婚祝(ごせいこんいわい)としても献上されたように、世界中の人々に親しまれています。

今回はその九谷焼の名工であり、愛さんがずっと憧れだったという福島武山さんの工房を訪れます。

武山さんの技法は、赤い陶絵の具を使い、髪の毛ほどの極彩の線で図柄を描き上げる「赤絵細描(あかえさいびょう)」。
赤一色のみで様々な図柄をどうやって描くのか?その技術の極意を紐解きます。

そして愛さんが赤絵細描にも挑戦!ぐい呑みの線を描かせていただのですが、これが驚くほどの作品に仕上がりました。

さらに、武山さんのお弟子さんが描く「九谷ネイル」とは?指先を彩る伝統の新しい挑戦も紹介します。

「北陸の伝統文化を未来へ紡ぐ」では、イタリア発のファッションブランド「ブルネロ クチネリ」で催された輪島塗の展示会の様子をお届けします。

九谷焼②
2025年7月2日放送

今回は先週に引き続き、石川県の九谷焼。その中でも新しいスタイルの九谷焼を紹介します。

赤色の絵の具だけを使い、髪の毛ほどの極細な線で様々な図柄を描き出す「赤絵細描」の名工、福島武山さん。
その武山さんの元で修行した作家、河端理恵子さんが描く「九谷ネイル」は、赤絵細描の絵付けの技術を、ネイルに応用したもの。
その九谷ネイルに冨永愛さんが挑戦!指先に図柄を描くかなり繊細な技術、その出来栄えは?

続いては、青郊窯の北野啓太さんの元へ。ここででは高品質ながらお手頃価格で人気な九谷焼が作られています。
その理由が「転写シール」。
デザインした図柄をシール状にして、パーツごとに器に貼っていくんですが…貼り合わせた継ぎ目がまったくわからないように仕上げるには、ベテラン職人・前田さんの極意が隠されていました。

今回、その中でも最も難しいと言われる急須のシール貼りに冨永愛さんが挑戦!図柄がズレないように、途中で空気が入ってしまわないように。その仕上がりは?

そして愛さんが作った急須を視聴者プレゼント!番組内で愛さんが発表するキーワードを答えて番組公式Xから応募してください。

さらに大阪・関西万博で開催された「饗宴!匠が演じる日本美の世界 powered by MUFG工芸プロジェクト」の模様もご紹介します。

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