毎週日曜 11:00~11:30放送

番組概要

「ストロングポイントX(クロス)」から、新たなステージへ!
東京パラリンピックでは13個、そしてパリパラリンピックでは14個もの金メダルを獲得し、素晴らしい成果を達成しました。

しかし、ここからが本当の挑戦の始まり!新番組『ストロングポイント NEXT』では、パラアスリートたちの「未来」にフォーカスし、彼らが次へと挑戦する、“熱い”ストーリーをお届けします。
NEXTナビゲーターもジャストタイミングで登場!さあ、次のステージでも、共に盛り上がっていきましょう!

次回予告

#60 車いす陸上・吉田彩乃選手&東京2025デフリンピック情報②     

2025年11月30日

今回はロサンゼルスパラリンピックを目指す、車いす陸上 期待の星、吉田彩乃選手(18)を紹介。

吉田選手は先天性の脳原性麻痺のため、両脚に障がいがあり幼い頃から車いすで生活をしています。
パラスポーツとの出会いは小学5年生の時、地元・横浜で開催されたパラトライアスロン大会の選手に魅了されたことがきっかけでした。

6年生の時、日常用の車いすで陸上を行う地元クラブに加入し競技をスタート。
中学2年生の時に出場した記録会で副賞として競技用の車いす「レーサー」を手に入れたことから本格的に競技に打ち込むことになりました。

彼女が注目を集めたのは2023年、高校2年生の時。
初めて出場した海外の大会、アジアパラ競技大会で得意の100mで4位入賞。
その翌年、神戸で行われた世界パラ陸上競技選手権大会で5位入賞。
勢いそのままに4か月後には高校3年生でパラリンピックに初出場を果たしました。
そのパリ大会では8位入賞を果たしますが、同時に世界との差を痛感しました。

この悔しさから、高校を卒業後、横浜から岡山へ移住を決意。
もっと強く、速くなるために、岡山にあるパラスポーツの実業団チーム「WORLD-AC」に加入。
ここには、車いす陸上でパラリンピック3大会連続出場した監督兼選手の松永仁志さん、車いす陸上T54クラス100m、200mの日本記録保持者の生馬知季選手が所属。
世界を知るメンバーの中で練習を積むことで今年は自己ベストも更新しました。

吉田選手のストロングポイントは“スタートダッシュ”。
一方で課題は中盤以降に落ちてしまうスピードをキープするためのパワーアップ。
そのために、食事をちゃんと取りウエイトトレーニングでフィジカル強化に取り組んでいます。

3年後のロサンゼルスパラリンピックでのメダル獲得を目指す期待の18歳、吉田彩乃選手のNEXTに迫ります!

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