放送内容

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#20 卓球・和田なつき選手

今回は、パリパラリンピック初出場で日本パラ卓球界にとって快挙の金メダルに輝いた、パラ卓球知的障がいクラスの和田なつき選手(21)を紹介。

和田選手が知的障がいと診断されたのは中学2年生(14)の時。
なかなか自分の障がいを信じられず、マイナス思考になり、ひきこもる日々が続きました。
そんな状況を一変させたのが、母から勧められた卓球でした。
車いすクラスを見学した時、「障がいが重くても頑張っている」「私ももっと頑張らなくては」と前向きになれたと言います。

高校1年生のときに、現在も指導を受ける永富聖香コーチと出会います。
その指導方法は独特で、和田選手の障がいと向き合うように、難しい卓球用語ではなく、“ふわふわ”“ビシッ”など、擬音でボールへの強弱を伝えたり、打つタイミングを「タ・ターンとか待って、トン」などとわかりやすく伝えています。

そんな和田選手のストロングポイントは、10種類以上の変幻自在のサーブ。
対戦相手によって使い分けています。
そのストロングポイントを発揮し、2023年の国際大会ではシングルス4度の優勝を果たしパリパラリンピックに初出場。
日本卓球界初の快挙となるシングルス金メダルを獲得しました。
永富コーチへの感謝、いつも一番近くで見守っていた母へ金メダルの報告。

そんな母から和田選手へのサプライズの手紙。涙する和田選手の思いとは?
さらにもう一つのNEXTにも迫ります。

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