放送内容

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#38 陸上走幅跳・近藤元選手

今回は、パラ陸上の国内最高峰大会で、100m、200m、走幅跳と、3種目優勝を5度も記録している、パラ陸上期待の星 近藤元【はじめ】選手(24)を紹介。

輝かしい成績を残す近藤選手ですが、20歳の時、バイク事故で3週間意識がなく生死をさまよう昏睡状態でした。
なんとか命はとり留めましたが、右脚を失いました。
利き腕の右手にも麻痺が残っています。

家族の前向きな後押しもあり、懸命にリハビリを続け、事故から1年後には、パラ陸上を始めるまでになりました。
そのきっかけが、4大会連続でパラリンピックに出場し、北京大会とリオ大会で銀メダルを獲得したパラ陸上界のレジェンド・山本篤さん。

山本篤さんからは、色々とアドバイスももらい、一緒に練習するなど、同じ障がいクラスでの目標となっていきました。

現在、国内の陸上大会では近藤選手が100m、200m、走幅跳で毎年自己記録を更新し優勝を続けています。
目標は、同じクラスで日本記録を持つ山本篤さんを超える事。

生死をさまよい、不屈の精神で陸上へ復活し、それをサポートする家族と、ロサンゼルスパラリンピックを目指す近藤元選手に迫ります。

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