放送内容

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#8 視覚障害者柔道・瀬戸勇次郎選手

今回は、パリパラリンピックで念願の金メダルを獲得した
視覚障害者柔道弱視クラス・73Kg級の瀬戸勇次郎選手(24歳)。

瀬戸選手は、初出場の東京パラリンピック66Kg級で銅メダルを獲得。
次こそは、金メダルを獲得し表彰式で『君が代』を聞く、
という目標を立てパリを目指しはじめました。
しかし東京大会後、ルール変更に伴う階級変更があり66㎏級が消滅。
これまでより重い73㎏級での戦いを強いられました。
そこに立ちはだかった、世界の壁。中々思う様な試合が出来ず、
一時はパリ大会の出場権・圏外となる事もありました。

窮地に追い込まれた瀬戸選手は、
これまで行ってこなかった筋トレを週3日取り入れるなど、
徹底的な肉体改造に着手。
すると、国際大会で何度も優勝できる様になりパリへの切符を手にしました。

迎えたパリパラリンピック。
決勝では、これまで2勝2敗と互角のライバルとの対戦となりましたが、
見事一本勝ちで、念願の金メダルを獲得しました。
そして、表彰台で聞きたかった君が代が流れると、
感情が溢れ、涙が止まらなくなりました。
激闘の裏にあった勝利への作戦と
君が代への特別な思いを瀬戸選手が語ってくれました。

更に、金メダル獲得で叶えられた子供の頃からの夢…
それは、地元福岡のソフトバンクホークスでの始球式。

金メダル獲得までの軌跡と秘話、夢を叶えた現在の思い、
そして目標と夢の2つを叶えた瀬戸選手のNEXTにも迫ります!

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