パパ、はじめました

成瀬 光太郎 28歳
（なるせ こうたろう）　

黒羽麻璃央

大学卒業後に勤めていた不動産会社を半年で辞めてフリーターに。
特に夢もなくブラブラ過ごしていたが、ある日、突然カフェと娘を事故死したおじさんの幽霊に託される。
何事にも不器用で、ハンバーグは焼き加減がわからず確実に焦がしてしまう。でもその優しい人柄で、周囲の人間を温かい人間に変える力を持つ。
パパになることを、人生を変える最後のチャンスだと思っている。
 

上月 和泉 28歳
（こうづき いずみ）　

植田圭輔

光太郎の幼馴染で、保険の営業のトップセールスマン。
ずっと光太郎に想いを抱いてきたが、告白できずにいる。
今回の一件で思い切って会社を辞めて住み込みでカフェを手伝うことを決意。
恋愛以外は思いついたら即行動する猪突猛進型。
笑顔がかわいいが、結構うそ笑顔でキレやすい一面も。

遊佐 麗音 24歳
（ゆさ れおん）　

水江建太

ずっと繁盛しないカフェの常連だったミュージシャン。
売れない時代、一ノ瀬にいつも朝食を奢ってもらっていた。
事故の知らせを聞き、恩返しをしたいとアルバイトをすることを決意。
インディーズではトップだが、曲はなぜ売れているかわからないほど奇抜。
たまに名言っぽい空気で格言を話すが、何を言っているかよくわからないことが多い。

一ノ瀬 雛 7歳
（いちのせ ひな）　

早坂ひらら

ちょっと生意気な小学２年生の女の子。
引き取ってもらった光太郎に感謝しつつも、そのどんくささに呆れている。
大人びたことをバンバン言って、周囲をドキリとさせる一面も。
両親を失った悲しみを乗り越え、やがて三人と家族になっていく。

一ノ瀬 傑 38歳
（いちのせ すぐる）　

長谷川忍（シソンヌ）

ある日、不慮の事故で亡くなるも娘のことが心配で幽霊としてこの世をさまよい続ける、光太郎のおじさん。
カフェが無事残せることが決まり、成仏したいと思っている。
心が折れそうになるたびに、光太郎の夢枕に立ち、叱咤激励を続ける。

篭谷　吉平 
（こもりや きっぺい）　

森田哲矢（さらば青春の光）

５００万円を貸している消費者金融の借金取り。
乱暴者っぽく見えるが、情に異常にもろく、成績を全くあげられないので崖っぷち状態。
最初は怖がられるが、全然取り立てられないので、三人にも次第になめられ、店番なども手伝うように。