アンコール放送内容

第315回フォルチェ / マルケ州

2019年10月19日 初回放送

秋の気配が漂い始めたイタリア中部。見晴らしのよい丘の頂にある小さな村、フォルチェ。
かつてこの村は「銅のフォルチェ」と呼ばれ、中央イタリアに広く知られるほど、銅産業が栄えていた。第二次世界大戦後は、その数を大きく減少させたが、現在に至っても村民の一部によって銅の伝統加工の技が守られている。また、銅職人だけではない、あらゆる職人それぞれが、腕ひとつで思い思いの人生を送っている。
3年前、このあたり一帯を大地震が襲った。村の古い地区は大きな被害を受け、半数近い村人が村を離れた。それでも残った人々は力を合わせ、たくましく生きてきた。

主な内容

村を襲った大地震をきっかけに、ミラノからマルケ州の故郷に戻ってきた洋裁師の女性。4年前に自身のブランドを立ち上げ、毎年ミラノでファッションショーも開催する売れっ子だ。村に戻ることを決めたのは、故郷で過ごしてきた大切な記憶を失いたくなかったからだ。彼女は村に戻ってきてから、自分のブランドのタグを「made in Marche(マルケ)」と変えた。このタグは、この村から新しい文化を発信したい、そう決めた彼女の覚悟だ。
もう一人は、幼いころから、すでにこの村で生きていくと決めた靴職人。小さな工房で、妻と娘と一緒にこだわりの靴を作っている。靴工場を経営していたこともあったが、家族3人で手作りの良さを生かし、誰もが買える靴作りを一から始めることにした。工房を始めるまでは苦労の連続だったが、今の暮らしが彼にとってはなによりの幸せだ。「小さな村ですが、私にとってはここだけが、“世界”なんです。」(※年代表記などは初回放送時点のものです。)

using-music

Occasionale / Malika Ayane
Lettera / Claudio Baglioni
Le Sei E Ventisei / Cesare Cremonini
Nomadi / Franco Battiato
Buon Viaggio (Share the Love) / Cesare Cremonini

オープニング&エンディング曲


「L'APPUNTAMENTO」/ラ・プンタメント
ORNELLA VANONI/オルネラ・ヴァノーニ

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