小さな村の物語　イタリア

お知らせ

これまで番組で紹介した村を再び訪れ、新たに撮影した村や主人公たちの
‟いまの姿”を、当時の映像と共にお送りいたします。

一面の緑に覆われた丘陵地帯。ふと山の上に目をやると、小さな村がある。
マンデーラだ。この村は都会からそう遠くない事もあって、昔から移住者が多い。だから、外から来た人間に対しても暖かく迎えてくれる。

はじめの主人公は、村役場で働く男性。彼はマイペースで人が良い。だから、彼のデスクには毎日のように村人達が相談に押し掛ける。とはいえ、家でもマイペースだから、家事が進まない。妻は少々困り気味だ。
もうひとりは、村で介護の仕事をする女性。彼女は幼い頃、養子として村にやってきた。育ててくれた養父母には感謝の気持ちしかない。大人になってから、テレビ電話で本当の母親にも会った。
彼女の人生、この村と共にある。

番組概要

美しく生きるということ…。
気候や風土に逆らわず、共存しながら暮らす。
先人たちが築き守ってきた伝統や文化を誇りに思いながら生きる。
人間本来の暮らしが息づく「小さな村」が今、注目されています。　
海に臨む小さな漁村、山肌にはりつくように佇む村、雪に覆われた山間の寒村…。
古き良き歴史と豊穣の大地を持つイタリアで、心豊かに生きる人たち。
〝豊かに暮らす美しく生きる〟とはどういうことなのか。
私たちが忘れてしまった素敵な物語が、小さな村で静かに息づいていました。
番組ではありのままの時間の流れを追い、
村人たちの普段着の日常を描いていきます。

ナビゲーター

三上博史

番組ナビゲーターは、イタリアをこよなく愛する個性派俳優の三上博史。
村人たちを見つめ、見守りながら、とある小さな村で出会った人たちの笑顔の理由を、誠実に守られてきた村の尊い歴史を、そっと教えてくれます。