毎週土曜 18:00~18:54放送 / アンコール放送 毎週日曜 10:00~10:54放送
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お知らせ
これまで番組で紹介した村を再び訪れ、新たに撮影した村や主人公たちの
‟いまの姿”を、当時の映像と共にお送りいたします。
第439回 コッレ・ディ・トーラ / ラツィオ州
2025年05月24日 放送 (※特別編成のため16:00~16:54放送)
2024年08月10日 初回放送
青い湖の片隅。ちょこんと突き出た半島の上に、家々がひしめいている。コッレ・ディ・トーラだ。
この湖は、1930年代に作られた人造湖だ。それまで農業を営んでいた人々が追われ、代わりに漁を始める人が出て来た。今はまた、時代が変わりつつある。
はじめの主人公は、湖で淡水魚を捕る漁師。昔は仲間がいたが、今は1人。でも、自由を愛する彼はこの仕事が誇りだ。家では妻と2人暮らし。仲の良い2人だが、結婚式を挙げたときは、ひと悶着あった。
もう1人は、村の小学校で教師をしている女性。過保護な家族のもとで育った彼女は、人生いろいろあった。夫と結ばれるには、特に大変だった。でも彼女には、心強い味方がいた。(※年代表記などは初回放送時点のものです。)
美しく生きるということ…。
気候や風土に逆らわず、共存しながら暮らす。
先人たちが築き守ってきた伝統や文化を誇りに思いながら生きる。
人間本来の暮らしが息づく「小さな村」が今、注目されています。
海に臨む小さな漁村、山肌にはりつくように佇む村、雪に覆われた山間の寒村…。
古き良き歴史と豊穣の大地を持つイタリアで、心豊かに生きる人たち。
〝豊かに暮らす 美しく生きる〟とはどういうことなのか。
私たちが忘れてしまった素敵な物語が、小さな村で静かに息づいていました。
番組ではありのままの時間の流れを追い、
村人たちの普段着の日常を描いていきます。