放送内容/使用曲

第347回マルチェッディ / サルデーニャ州

2021年05月08日 初回放送

サルデーニャ島の西、大きな入り江のほとりに小さな漁村がある。マルチェッディだ。
目の前に広がるのは遠浅の干潟。海藻が豊富で多くの魚介類に恵まれている。村人たちは、太古の昔からこの海と共に生きてきた。かつて紹介したのも、そんな村人たちだ。干潟が運んでくる潮風は、今も変わらず心地良い。でも13年も経つと、人生にはいろいろある。

主な内容

1人目の主人公は漁師の家に生まれ育った、当時はまだ夢見がちな少年。将来に迷っていたが、今は頼もしい青年へと成長を遂げ、自分の歩む道を見出した。新たな夢へ向かって挑戦中だ。
もう1人は、4軒の魚屋を営んでいた男。13年前は店番に魚の配達、からすみ作りで大忙しの日々をおくっていた。今は大病をして昔のようには働けない。でも、彼には息子たちと明るい妻がいる。家族に支えられ、前向きな日々をおくっている。
3人目はリストランテのオーナーシェフ。村人たちの雇用の助けになればと開いたリストランテはいつも予約でいっぱいだった。その後、辛い出来事があって店を手放してしまったが、彼は今、新しい仕事で充実した人生をおくっている。

使用楽曲

Camera a Sud / Vinicio Capossela
Che cossè l'amor / Vinicio Capossela
Pitzinnos in sa gherra / Tazenda
Putesse Essere Allero / Pino Daniele
Diamante / Zucchero
Le cose che ci fanno stare bene / Nicola Piovani
Ziu Lilliccu / Banda Beni

オープニング&エンディング曲


「L'APPUNTAMENTO」/ラ・プンタメント
ORNELLA VANONI/オルネラ・ヴァノーニ

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