番組概要

「宮廷女官チャングムの誓い」の名匠イ・ビョンフン監督の最高傑作。妾(めかけ)の子という不遇の生を受け、あらゆる苦難と苦労、抑圧、差別を受けながらも、朝鮮で最高の名医になったホ・ジュンの生涯と、それを支えた心美しい女性たちを描いたヒューマンドラマ!

見どころ

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時代こそ1500年代の韓国だが、ドラマの中では現代の日本人が失いつつある「日本人の心」が深く刻み込められている。「努力する美しさ」「逆境に耐える心」「親を大切にする姿勢」など、今の世の中では恥ずかしくなるような表現だが、現代変化しつつある日本社会で大きな反響をもたらすはずである。IMF体制下におかれていた韓国経済が見事に立ち直ったのは、このドラマの主人公に自分を重ねた韓国人の姿があったと言われるほどである。

見どころ1
このいじめられ度は、「おしん」を超えた?
身分が卑しいというだけでひどい差別を受けながらも必死に頑張る姿
見どころ2
ホジュンを支える医女(看護婦)たちは美女揃い!
美しく心優しい女性たちの姿にうっとり
見どころ3
東洋医学の神秘性を再確認
ドラマの中では、針や漢方など、東洋医学を礎として展開

ストーリー

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郡の長官の子に生まれながら、低い身分の妾の子であるがゆえに蔑まれるホ・ジュン。
学識の高さと度胸では一目置かれるものの、酒と女に溺れる自堕落な日々を送っていた。
しかし、そんな日常がダヒとの出会いで一変、二人は恋に落ちる。
反逆者として追われるダヒと彼女の父に加担した罪で、ホ・ジュンは故郷を追放される。
辿り着いた山陰の地で、貧しい人々に医術を施すユ・ウィテを知り、ホ・ジュンは初めて人生を懸けるに値する目標を得る。
医院では将来ライバルとなるドジや、医女イェジンとの出会いの中、仲間からいじめられる辛い下働きの日々が続く。
そんなある日、ホ・ジュンはダヒと再会を果たす。
ダヒを妻に迎え、一層医術の道に打ち込むホ・ジュンだったが、また新たな困難が訪れる・・・。

制作
1999年/韓国 MBC
スタッフ
脚本:チェ・ワンギュ (「オール・イン」、「商道」)
監督:イ・ビョンフン (「宮廷女官チャングムの誓い」、「商道」)
原作:「許浚」(桐原書店)イ・オンソン/著、パク・チャンヒ/訳
韓国ドラマ「ホジュン 宮廷医官への道」 BS日テレ