放送内容

第425回
江戸の粋を今に残す手長エビ釣り
~数多の命を宿す都会の小宇宙~ 

2020年8月2日放送

江戸の昔から梅雨時の風物詩として知られる、味わい深い小物釣りがある。
流れの緩い砂泥の底から誘うのは手長エビ。汽水域から淡水域にかけて生息する夜行性のエビだ。日中、口を使わせようと策を講じ川岸に陣取るのは、老舗「芝おかめ鮨」大将、長谷文彦さん。5代160年以上の長きにわたり江戸前の伝統を守り続けてきた。東京湾の恵みを誰よりも知る粋人だ。

和竿を操り、仕掛けを踊らせる。風情を楽しむ江戸の粋。
極めるほどに面白い。深淵なる小さな世界へ…

使用タックル

竿:江戸和竿(竹海老竿) 4本継ぎ 1.5m
エサ:ミミズ&アカムシ
仕掛け:手長エビ玉ウキ仕掛 150cm
替バリ:糸付 タナゴ 流線/手長エビ 2号

出演者

長谷 文彦 

ロケ地

千葉県市川市・埼玉県みさと公園・川崎市多摩川緑地

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