
第351回 練り船に思いを馳せる江戸の情景〜伝統の和竿で釣る愛しきハゼ〜
2018年11月24日放送
徳川家康の関東移封より、荒涼とした湿地帯だった江戸は水路を拡充し発展してきた。
世界的な大都市となった今も下町には古式豊かな練り船の伝統が残る。
かつての風情を水面に映す浮船に身を委ね、生活と密接に関わってきた水辺に和竿の糸を垂れる。
お相手は愛らしき魚ハゼ。その妙味は言わずもがな…食味も抜群。
江戸の旦那衆を虜にした魅力は、時を経ても変わらない。
ハゼ釣りの深淵を知る鈴木康友さん。
愛嬌溢れるマハゼに魅せられた太公望は、メディアの草分け的存在として歴史を誇る
「つり人社」の重責を長年担ってきた。
和竿に伝わるマハゼの魚信は繊細極まる。
熟達の船頭無くしては始まらない。練り船に思いを馳せる江戸の情景。
永久に失せぬ輝きを放つ粋な釣りだ。
使用タックル |
竿:江戸和竿 8尺 道糸:PE 1号 ハリ:発光ハゼ5号/7号 ハゼライト 5号 |
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出演者 | 鈴木 康友 |
ロケ地 | 江東区豊洲 |
釣りお問合せ先 | 深川冨士見 TEL:03-3641-0507 |