水紀行ラインナップ
©BS日テレ©BS日テレ世界水紀行スペシャル 人気鉄道で巡る世界遺産と水の絶景~フランス スイス ノルウェー~

2014年3月5日 放送

ヨーロッパを走る人気の鉄道を紹介しながら、沿線にある水の絶景や世界遺産の数々を訪ねます。

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<フランス 地中海鉄道>
プロヴァンスやコート・ダジュールなど南仏の地中海沿いを走る地中海鉄道をスペイン国境に近いペルピニャンから乗車します。
乗車してすぐ最初の見所が目に飛び込んできます。ラグーン(海沿いの塩湖)の上を線路が走っているのです。車窓の両側に海が広がり、まるで水の上を滑っているような感覚が味わえます。その後はニームで下車。フランス最古のローマ都市として知られる町。ここでは世界遺産の水道橋ポン・ドゥ・ガールを訪れます。
建設は紀元前19年の古代ローマ時代。50km離れた水源地からニームに水を送るための施設で石造りの3層アーチは見応え充分です。
さらに古代から海上貿易で栄えたフランス第2の大都会マルセイユでは、郷土料理のブイヤベースの名店を訪ねます。使う魚はその日獲れたばかりのカサゴにホウボウ、アナゴなどの白身魚。魚とスープを別々に頂くのが本場のスタイルだとか。

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<スイス ベルニナ急行>
2008年に世界遺産に登録されたスイスのレーティッシュ鉄道のベルニナ急行に乗り込みます。サンモリッツからイタリアのティラノまでスイスアルプスを横切るように走る、その距離およそ61km。途中駅モルテラッチでは駅から2km離れたモルテラッチ氷河を間近で見ることが出来ます。
モルテラッチ氷河は全長7km、よみうりよみうれいよよみるい広さは東京の渋谷区とほぼ同じです。
氷河までは徒歩で行くことができ、実際に触ることも出来ます。またこの路線の見所は線路が360度回転するループ橋です。山の斜面の急勾配を緩やかにする為に作られました。

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<スイス ブリエンツ・ロートホルン鉄道>
スイス中央部インタラーケンから東へ15km、ブリエンツ湖の東に位置する街には、世界中の鉄道ファンから愛されている登山鉄道があります。ブリエンツ・ロートホルン鉄道です。
標高2244mの山の上まで7.5kmを1時間かけてゆっくりと登ります。
急勾配を登るため蒸気機関車の車体は斜めに傾き、ギザギザのついた特殊なレールが敷かれています。終着駅の展望台からは中央アルプスの大自然が楽しめます。

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<ノルウェー ベルゲン鉄道>
ノルウェーの首都オスロ近郊のホーネフォス駅からベルゲン鉄道に乗り込みます。ノルウェー第2の都市ベルゲンを目指しますが、車窓に北欧の大自然を望むこの鉄道は世界で最も人気のある鉄道の一つです。
途中のミュールダール駅でフロム鉄道に乗り換えれば、フィヨルド観光が出来ます。フロムの村はソグネフィヨルドの奥にあり、港からは観光クルーザーが出ています。フィヨルドは、数万年前に氷河が造り出した自然の造形です。
フィヨルド観光の目玉は、世界遺産のネーロイフィヨルドです。
周囲の断崖からは、雪解け水の滝がしぶきをあげ、美しい景観を見せてくれます。

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