水紀行ラインナップ
©BS日テレ©BS日テレ©BS日テレ©BS日テレ川にはさまれた大都会 アメリカ ニューヨーク

2012年8月15日 放送

北米大陸の東海岸。大西洋を望む港町「ニューヨーク」。
800万人以上の市民が暮らす全米最大の都市です。町の歴史は、1614年オランダ人が先住民との交易の基地にしたことから始まります。その50年後、今度はイギリスの手に渡り、当時の国王ヨーク・アルバニー公の名前にちなんで、「ニューヨーク」と名付けられました。

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マンハッタン島の中心を南北に走る大通り、「5番街」。
近代的なビルが立ち並ぶ5番街にあって異彩を放つ古い建物があります。「セント・パトリック大聖堂」です。1878年に建てられ、カトリック教会では全米最大を誇ります。大聖堂には一際、豪華な礼拝堂「レディチャペル」があります。ゴシック建築ならではの、大規模で色鮮やかなステンドグラスが施されています。

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2001年9月11日に発生した同時多発テロによってワールドトレードセンターが崩壊。その跡地に、犠牲者を追悼する慰霊碑が作られました。
現在、この場所ではある工事が進められています。 新しいワールドトレードセンターの建築工事です。高さは、アメリカの独立の年にちなんだ1776フィート、およそ542メートルです。完成すれば全米で最も高いビルになります。2013年の完成を目指しています。

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「自由の女神」が建つリバティ島。アメリカの独立100周年を記念して1886年にフランスから贈られました。王冠から突き出る7つの角は、7つの大陸と7つの海を表しています。右手に掲げているのは純金製のタイマツ、左手には独立宣言書を持っています。「自由の女神」像は、1984年に世界遺産に登録されました。

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リバティ島の先にあるエリス島は「移民の島」と呼ばれています。
島にある「移民博物館」はかつて、移住希望者を審査する移民管理局でした。ここでは、移民管理局を経てアメリカに入国した移民たちの姿を写真などで紹介しています。現在のアメリカ国民の3人に1人が、その移民の子孫と言われています。多くのアメリカ国民にとってここは、忘れられない場所のひとつです。

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ニューヨークの朝食には欠かせない食べ物の定番となっている「ベーグル」。
1976年創業の「エッサベーグル」は市民の投票で町で一番おいしいベーグル専門店に選ばれています。ベーグルは、他のパンと違って生地を茹でることで独特のモッチリ感が生まれるそうです。ニューヨークでベーグルが人気なのは生地に卵やバターを使っていないためカロリーが低く、ダイエットに最適だからといわれています。

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マンハッタンの北部に位置する「ハーレム」。元々はオランダ系移民の居住区だった場所で、彼らの故郷の町の名からハーレムと名付けられました。
現在ハーレムにはある文化があります。シャッターアートです。かつて治安が悪く、落書きだらけだった商店街を綺麗にしようとして始まりました。ハーレムを彩るシャッターアートの殆どが、「ハーレムのピカソ」と呼ばれる芸術家、フランコ・ザ・グレートさんによって描かれたものです。これまでに400以上の絵を町に描いています。現在のハーレムは、黒人文化に憧れる観光客が安心して訪れることができる人気スポットとなっています。

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アメリカで最も人気のある巨大な公園「セントラルパーク」。
公園内の池のひとつ、「コンサバトリー・ウォーター」と呼ばれる人工池。池のほとりには、地元のラジコンヨット愛好家のクラブハウスがあります。クラブのメンバーは公園内の池で、定期的にラジコンヨットのレースを楽しんでいます。ラジコンヨットといっても本物のヨットと同じでラジコンで帆と舵を操り、風を受けて進むのです。公園の緑と水辺は、大都会に暮らすニューヨーカーの心に潤いを与えています。

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イーストリバーで、カヤックを楽しむ人たちの姿がありました。市民ボランティアによる無料のカヤック教室が開かれ、大都会ニューヨークを普段とは違う目線で見られると今人気を集めています。環境に優しいカヤックは地元っ子のお気に入りです。

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市内では古くから、ニューヨークの綺麗な水道水を使った名物が作られています。地ビールです。
ニューヨークはアメリカで最初にビールが作られた町です。ドイツからの移民が、ビール作りの技術を持ち込みました。美味しい水があったニューヨークはビール作りにうってつけの場所でした。クセがなく幾らでも飲めるアメリカのビールは、こうした土地の水が大きく影響しています。ドイツから移民が持ち込んだビール醸造。ニューヨークで始まったビール作りで今アメリカは、世界一の生産量を誇ります。

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商業、文化、ファッション、エンターテインメントなどあらゆる分野で世界をリードするメガシティー。17世紀初頭、初めてここに町を築くため、オランダ人入植者は先住民から土地を購入したといいます。現在、全米最大50兆円のGDPを誇る町に、最初につけられた値段は僅か2000円足らずだったといわれています。

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