水紀行ラインナップ
©BS日テレ©BS日テレ美食と芸術に彩られたヨーロッパの首都 ベルギー ブリュッセル

2016年1月28日 放送

今回はヨーロッパ西部に位置するベルギー王国の首都ブリュッセルから旅を始めます。街の歴史はおよそ1000年。現在、ブリュッセルには欧州連合の主要機関や、NATOなど300を超える国際機関が集まり、ヨーロッパの首都とも呼ばれています。

©BS日テレ

©BS日テレ

街の中心に位置する広場がグラン・プラス。歴史的建物が残るこの広場は1998年に世界遺産に登録されています。広場には市庁舎があります。15世紀におよそ50年間かけて建造された建物は、当時、ゴシック建築から派生したフランボワイアン様式の燃え上がる炎のような装飾が特徴とされます。
さらにグラン・プラスを彩っているのがギルドハウス。中世に造られた様々な商人や職人の組合の建物です。

©BS日テレ

©BS日テレ

ベルギーが独立したのは1831年。
独立後から20世紀初頭にかけベルギーは飛躍的に発展します。
その原動力となったのがベルギーの第二代国王レオポルド2世。
彼は資源が豊富なコンゴを植民地にしたことで、
ベルギーに富をもたらしました。
植民地政策によって生まれた世界的な名産品がベルギーチョコレート。
コンゴ産の良質なカカオから生み出されました。

©BS日テレ

©BS日テレ

ブリュッセルの郊外には森と湖が点在する豊かな自然が広がります。
ジャンバル湖の前に建つのは古城を改装したホテル シャトー・デュ・ラック。天皇皇后両陛下が1993年にベルギーを訪問された際、このホテルのレストランで食事をされました。
両陛下が召し上がった料理のひとつが「ホロホロ鳥とキノコの料理」。
地元の厳選された食材を使っています。

©BS日テレ

©BS日テレ

ブリュッセルの郊外にフォロン財団美術館があります。
ベルギーを代表するアーティスト、ジャン・ミシェル・フォロンの作品が
展示されています。
フォロンの作品は、雑誌・タイムなどの表紙を飾り、カフカやカミュといった文豪の作品にも挿絵を提供しています。

©BS日テレ

©BS日テレ

ブリュッセルの南にワーテルローがあります。
ワーテルロー周辺は、古くからビールの原料である大麦、小麦、ホップの、
一大産地でした。地元の醸造所では極上のビール、ワーテルロー・レコルテを作っています。この地方独特のセゾンというタイプのビールで、苦味とスパイスが効いたすっきりした味わいが特徴です。

▲ページトップへ

BS日テレ