水紀行ラインナップ
©BS日テレ©BS日テレ火山の町カターニアと古代都市シラクーサ イタリア シチリア島

2016年1月21日 初回放送

今回はイタリア・シチリア島。
地中海の中心にあるダイヤモンドの形をしたその島は、
その輝きと降り注ぐ陽光のまばゆさから太陽に愛された島と讃えられています。
今回は、その島にある美しい自然に囲まれた、歴史ある町々を訪ねます。

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火山の麓の町、カターニア。
島の東海岸に位置するこの町は、古代ギリシャの植民都市として築かれました。
近年は、シチリア島東海岸の観光拠点として、
一年を通して世界中から訪れる観光客で賑わっています。
町の背後にはヨーロッパ最大の活火山、エトナ山があります。
標高およそ3323メートル。
紀元前から何度も大噴火を起こし、
カターニアの町に甚大な被害を及ぼす一方で、カターニアの美しい景観に
多大な恩恵ももたらしています。

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中世以降、地中海貿易で栄えたカターニア。
各国との交流により多くの情報がもたらされ、文化面でも町は大きく花開きました。
カターニアの旧市街には、イタリアを代表する作曲家、ビンチェンツォ・ベッリーニに捧げられた劇場があります。
劇場内は、赤と金を基調にした華麗なロココ調のデザインでまとめあげられ、
天井には、ベッリーニが作曲したオペラ作品の数々が描かれています。

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カターニアから南へおよそ60キロメートル。
シチリア島の南東部に位置する、古代都市シラクーサ。
内陸の肥沃な土地に恵まれたシラクーサは、
一時は古代ギリシャの都市国家で
最も繁栄した町の一つに数えられ、市内を歩けばそこかしこでギリシャ神話の舞台と出会えます。

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古代都市シラクーサは、シチリア島の大地の恵みの名産地としても知られています。
一年を通して温暖で雨が少ないため、レモンをはじめ果物の栽培にむいた土地とされています。
町にはレモン料理で人気のレストランがあります。
そのお店での人気メニューはレモンの果汁、皮、葉までふんだんに使ったレモンの鶏肉団子。
ジューシーな鶏肉に、レモンの爽やかな香りと酸味が楽しめます。

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