水紀行ラインナップ
©BS日テレ©BS日テレ港町 高雄から神秘の湖 日月潭へ 麗しき島 台湾

2015年12月24日 放送

今回は台湾南部。港町・高雄から台南、そして神秘の湖・日月潭を巡ります。

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台湾南部の玄関口、高雄。
イギリス・フランス連合軍とのアロー戦争に敗れた清国が、
1864年に港を開放して以来、急速な発展を遂げアジア有数の国際貿易港となりました。
街の人口はおよそ280万人。台北に次ぐ台湾第二の都市で、南部の政治経済の中心です。

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高雄から北へおよそ50キロメートル行くと台湾で最も歴史のある街、台南へ到着します。
古くから伝わる廟が数多く残る台南は「台湾の京都」とも呼ばれています。
街の中心にはシンボル、赤崁楼があります。
台湾の英雄とも呼ばれる鄭 成功が政権を打ち立てた際、
赤崁楼は行政の最高機関となり、台湾全土はここから治められました。

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台南市郊外にある七股潟湖。台湾最大の干潟で200種類以上の魚介類が生息しており、カキの一大養殖地としても知られています。
水揚げされたカキは新鮮なうちに安平地区に運ばれます。そのためこの地区はカキ料理の食堂が軒を並べており、週末には多くの観光客が訪れます。
老若男女問わず人気のカキオムレツは台湾の人々のソウルフードです。

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台南から内陸へおよそ150キロメートルのところに島内最大の湖・日月潭があります。
日月潭は四季折々、また一日の時間の移ろいとともに様々な表情を見せ、多くの観光客を魅了しています。
日月潭に浮かぶ小さな島、ラルー島にはかつて先住民族のサオ族が暮らしていました。
ラルー島は、日月潭がダム開発によって水位が上昇した影響でそのほとんどが水没し、サオ族の人々は島から離れた湖畔の地に住まいを移しました。
彼らは杵音というサオ族独特の音楽を奏で、今も独自の文化を守り続けています。

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