水紀行ラインナップ
©BS日テレ©BS日テレ水の王国 スウェーデン ストックホルムからヨーテボリへ

2015年11月5日 放送

今回の世界水紀行は北欧スウェーデン。長い歴史を誇るストックホルムから北海を望む港町ヨーテボリを訪ねます。

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首都のストックホルムは北欧を代表する観光地の1つ。旧市街ガムラ・スタンに建つ王宮は人気のスポット。中庭で行われる衛兵の交替式は見ごたえたっぷりです。メーラレン湖畔にたたずむストックホルム市庁舎は、ノーベル賞の祝賀晩餐会の会場として有名な青の間があります。

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海洋国家として名を馳せたスウェーデンが誇る遺産がこの博物館に展示されています。
現存する最古の船とされている軍艦ヴァーサ号です。
この軍艦は国王の命により大量の大砲を搭載した結果
その重みでバランスを崩してしまい、進水式で数百メートル進んだだけで沈没してしまいました。
しかし沈没から300年以上を経た1961年に引き揚げられました。
復元されたその壮大な姿は当時のスウェーデンの威信を今に伝えています。

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メーラレン湖に浮かぶ小さな島にヴァイキングの遺跡、ビルカがあります。ビルカは8世紀末頃からヴァイキングの貿易の中心地として栄えました。ビルカに残る墳墓から発掘された様々な副葬品は、その交易の広さを物語っています。

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スウェーデンが誇る世界遺産にヘルシングランドの装飾農場家屋群があります。林業などで財を成した農家が富を誇るために部屋の内部に装飾を施しました。どの家でも目立つのは、当時高価だった青い塗料を使った壁紙や装飾です。

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スウェーデン第2の都市ヨーテボリは、北方の獅子と呼ばれた王、グスタフ2世アドルフによって築かれた街です。運河に沿って街が作られており、船で巡るツアーが評判を呼んでいます。

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フェスケショルカは“魚の教会”を意味します。教会のような外観ですが、中は魚市場でヨーテボリ市民の台所としてにぎわっています。
ヨーテボリ近郊にあるショーローホルム城はかつての大富豪が建てたお城のような邸宅。ニューヨークから取り寄せた自動ピアノなど当時の贅をつくした作りになっています。

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ヨーテボリの街から西へ130キロに位置するターヌムスヘーデの街。ここに世界遺産に登録された巨大な岩絵があります。トナカイやシカなどを斧を持った人が狩猟する様子や太陽信仰を思わせる自然の造形が見られます。また、船の交易の様子が描かれていることから、この古代の岩絵は数千年前の海を、時を超えて見せてくれます。

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