水紀行ラインナップ
©BS日テレ©BS日テレアンデスに水の伝説を求めて~マチュピチュ ウユニ塩湖 ナスカ~

2015年1月7日 初回放送

アンデス山脈…南アメリカ大陸の西側に沿って南北約7500キロ、幅約750キロにわたってそびえる世界最大の山脈です。その周辺には先住民の文化や謎に満ちた古代文明の遺跡、自然の景観が数多く存在します。今回は2時間スペシャルとしてアンデス周辺の世界遺産や水の絶景を求めてペルーとボリビアを旅します。

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そのアンデスを舞台に15世紀から16世紀にインカ帝国の首都として栄えたペルーのクスコ。アルマス広場を中心にインカ時代の面影とスペイン統治時代の街並みが融合した旧市街は世界遺産に登録されています。

インカ時代の神殿の跡に建設されたカテドラルは植民地時代を象徴する建物です。
サント・ドミンゴ教会はインカ帝国時代のコリカンチャ(太陽の神殿)の上に建てられた教会として知られています。土台として残されたインカ時代の石組みは「カミソリの刃1枚も通さない」と言われる程見事です。

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クスコからマチュピチュ遺跡に足を延ばします。
列車とバスを乗り継いておよそ3時間半。「空中都市」と呼ばれるマチュピチュは山の頂上にあるためスペイン人に発見されることなく、ほとんど無傷のまま残った数少ないインカの遺跡です。マチュピチュは歴史保護区として周囲の自然とともに1983年、世界遺産に登録されました。

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クスコからチチカカ湖のあるプーノまでは南米随一といわれる豪華列車「アンディアンエクスプローラー」でアンデスの高原を10時間かけて移動します。

到着するプーノはチチカカ湖畔の街です。
チチカカ湖はアンデス山脈のほぼ中央にある湖。標高は平均で3818m。
面積は琵琶湖の12倍でペルーとボリビアにまたがる大きな湖です。

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チチカカ湖にはウロス島という島があります。
島といってもトトラと呼ばれる水生植物で作られた浮島の集合体。
ウロ族という先住民が今も浮島で昔ながらの水上生活を送っています。

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チチカカ湖に沿って旅はボリビアに舞台を移します。ペルー国境近くのコパカバーナに立ち寄り、沖合に浮かぶ太陽の島を訪ねます。
この島は、初代インカ皇帝が降り立ったと伝えられるインカの聖地です。

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ボリビアではアンデス誕生の地球の営みとともに生まれたウユニ塩湖を訪ねます。
そこには高低差がほとんどない見渡す限りの真っ白な世界が広がります。
特に雨の後はたまった水が鏡の役割を果たし、「天空の鏡」と呼ばれる幻想的な絶景をつくりだします。

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スペインの軍人で探検家のフランシスコ・ピサロによって築かれた、ペルーの首都リマ。
植民地時代の古い建物が残る、旧市街は1988年にリマ歴史地区として世界遺産に登録されています。

ペルー沖は南極からの寒流が流れ、ミネラル溢れる豊かな海を作りだします。それを実感できる場所がクスコから南へ260キロのバジェスタス島です。リトル・ガラパゴスとの別名をもつ島は海鳥や海獣の生息地です。

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冷たい海とアンデス山脈が作りだした砂漠地帯に「ナスカの地上絵」があります。
地上絵は巨大な図形や動物、鳥などがありその大きさは10m程度から300mを超すものまで様々で現在30程度が残っています。

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アンデス山脈を源流とするアマゾン河流域の町イキトスを訪れます。
川沿いのベレンバハ地区は高床式の家々が並びカヌーが行き交う、活気あふれる下町です。

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イキトスの郊外には違法に捕獲された、アマゾンの希少な野生動物を保護する施設があります。ジャガーやナマケモノなど珍しい動物と出会うことができます。

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アンデスから流れ出たアマゾン河はブラジルを経て大西洋に注ぎます。

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