第125回 お城
2021年7月8日 放送
"お城のたしなみ"をおさらい
【たしなみスト】
藤波辰爾(プロレスラー)
昔から各地の会場を訪れると、試合前に近くのお城に行って気合いを入れて
戦意を高揚させるというほどのお城好き。
特に、石垣をゆっくり見ることが好きだと語る。
【小田原城巡りをたしなむ】
▼小田原城(神奈川県小田原市)
●銅門上の櫓部分
土日・祝日のみ特別公開されていて見学可能。
●石の積み方
・野面積
ほとんど加工されていない自然石を積み上げていく。
自然石は形が様々な上に風化で角が丸まっていることが多いため、
野面積では必然的に石同士の間に隙間が生じる。
・打込接
石を打ち欠くなどして加工し、石同士の隙間を減らす積み方。
加工に手間がかかるものの、野面積よりも高く急な石垣を造ることができる。
・切込接
石同士がピッタリあうように接合面が加工され、石同士の隙間は完全に消滅する。
切込接が使われた石垣は、江戸時代に築城・改修された多くの城で見ることができる。
●穴太衆(あのうしゅう)
近江国(滋賀県)琵琶湖西岸の穴太(あのう)という所に居住した石の職人集団のこと。
●御城印料金
江戸時代版(摩利支天と表記されたもの)と
戦国時代版(小田原城と表記されたもの)があり、各1枚300円(税込)
【跡地をたしなむ】
▼小峰御鐘ノ台大堀切 東堀
約430年前の堀切の跡地
●堀切
山の尾根づたいに攻めてくる敵を足止めする堀
●総構え
北条氏が豊臣秀吉の小田原攻めに備えて作った全長9kmに及ぶ防御施設
▼石垣山一夜城
●石垣山城
豊臣秀吉が82日で造ったと言われる、関東で最初に造られた総石垣の城
●関東の連小便
秀吉が家康と小田原城を見ながら連れ小便し家康に関東への移封を命じたという逸話
▼早川石丁場
江戸城の石垣を造るための石を切り出した「石丁場」の跡が残っている。
現在、確認されている170か所を超える石丁場跡のうち、特に規模が大きく、保存状態が良好
【訪れたお店】
▼鈴廣かまぼこ(神奈川県小田原市)
1865年創業
●かまぼこバーでお食事
藤波さんが食べたのは
「お試しセット」(500円)
謹上蒲鉾・特上蒲鉾・超特選蒲鉾 古今
バカリズム 今夜の総括
「藤波さんがお城を建てた暁には、髪形もこういう風にしてほしい。」