第86回 大人の仕事道具リクエストSP
2020年7月4日 放送
"大人の仕事道具リクエストSPのたしなみ"をおさらい
オーダーメードスーツのたしなみをおさらい
◎英国調ナポリスーツをたしなむ
ナポリスーツの特徴
・“マニカ・カミーチャ” →肩周りの可動域が広がる、
ナポリの仕立て屋が好んで用いる伝統技法
・上衿とした襟を縫い合わせた“ゴージ”の位置が高め
・なで肩で優しい印象に
◎オーダーメードスーツを作ってたしなむ
バカリズムがオーダーしたスーツ
・ベース:ナポリスタイル
・生地 :光沢のあるネイビー
・裏地 :かわいいドット柄
・ボタン:シックなブルー
そして、バカリズムのオーダーメードスーツが遂に完成!
・ネイビーのナポリ仕立て
・マニカ・カミーチャを意識した仕立て
・ゴージ位置高め
オーダーメードスーツのたしなみをふんだんに取り入れた一着に仕上がりました。
万年筆のたしなみをおさらい
◎たしなみスト
萬年筆くらぶ会長 中谷宗平
万年筆愛好家たちが集えるサロンの会長
▼「万年筆は手の指の1本」
小説家 開高健
代表作「裸の王様」「耳の物語」
▼「万年筆はもの書きの心」
作家・劇作家
井上ひさし 代表作「ひょっこりひょうたん島」
▼「万年筆は男の武器」
劇作家・脚本家 池波正太郎
代表作「鬼平犯科帳」
◎万年筆のブランド
▼ウォーターマン パトリシアン
ビジネスマンがインクをこぼし商談に失敗したことから生まれた
▼ペリカン M900トレド
伝統的手法により芸術性の高い装飾彫金が特徴
◎万年筆の王様“モンブラン”をたしなむ
▼万年筆の王様「モンブラン」
世界で最も有名なドイツの老舗高級筆記ブランド
そのトレードマークである白い六角形は、アルプス最高峰モンブラン山の冠雪をイメージしたもの。
全てにおいて頂点を目指すという、ブランド哲学の象徴
◎モンブランの魅力
機能美 軸の美しさ 装飾性
◎モンブランの代表作
1924年に誕生して以来万年筆の最高峰として君臨する「マイスターシュテュック」
熟練の職人たちの手によって100以上の工程を経て完成する至高の一品。
形、スタイル、素材、職人技、その全てに妥協を許さない姿勢が「万年筆の最高峰」の地位を築きあげてきた
◎3種類の 「マイスターシュテュック」
▼マイスターシュテュック 145
ペン先に14金を使用した細身のボディが特徴
▼マイスターシュテュック 146
定番モデルとされる「146」
こちらもペン先は14金
▼マイスターシュテュック 149
各国の大統領をはじめ、
世界中の重要な調印式にも使われているという「149」
ペン先は18金
◎ペン先に金を使用している理由
加工がしやすく耐性があり、また、金で作られたペン先を見てみると、まるで芸術品のような装飾が施されている
その中心部に刻まれる「4810」という数字はモンブラン山の標高を表している
◎万年筆のたしなみ
「育てながら一緒に成長できる」
◎定期的に発表される限定アイテム「作家シリーズ」
▼ホメロス スペシャルエディション
古代ギリシャが生んだ、最高の詩人ホメロス
ホメロスの叙事詩「オデュッセイア」に出てくる
「トロイの木馬」を表現
キャップ部分にはギリシャ文様が刻まれ、クリップにはトロイア戦争の英雄アキレスが使ったとされる槍がデザインされているなど、随所にオマージュが込められている
▼アガサ・クリスティ
1993年に発表された
ミステリーの偉大なる女王 アガサ・クリスティの
作家シリーズ
ペン先とクリップには蛇のデザインが。
彼女の小説のゾクゾクするような緊張感が象徴されている
▼エドガー・アラン・ポー
1998年に発表された、超常現象を題材とした作品で
名声を得たエドガー・アラン・ポーの作家シリーズ
ボディは怪しげな輝きを放つマーブルカラーで妖艶さを表現
ペン先にはポーの代表作「大鴉」をあしらっている
▼ヘミングウェイ
モンブラン作家シリーズ第一弾モデル
1992年に発表された、20世紀における最も偉大な作家
アーネスト・ヘミングウェイの作家シリーズ
特徴は、シンプルな無骨さと力強さ
ヘミングウェイが活躍した1930年代当時のモンブランをベースに作られている
◎メンテナンス
万年筆は毎日使うことが一番のメンテナンス
皆さんからお寄せいただいた新ネタ候補から今回採用されたネタは
「三国志〜諸葛孔明編〜」と「オートキャンプ」と「香水」のたしなみでした!
番組では他にもバカリズムさんにたしなんでほしいネタを募集しております!