第95回 キャンプ〜ブッシュクラフト編〜
2020年9月12日 放送
"キャンプ〜ブッシュクラフト編〜のたしなみ"をおさらい
▼大岳鍾乳洞 大岳キャンプ場(東京都あきる野市)
トイレや水場はあるが、宿泊施設はないので、
自分でテントを張って過ごす上級者向けのキャンプ場。
▼テントの設営場所
・雨や風の影響を受けにくい樹木の近くに作るのがオススメ。
・おすすめできないのは、小高い丘の上。
一見気持ちが良さそうだが風の影響を受けやすく、強風でテントごと飛ばされる可能性がある。
・中洲でテントを張るのも絶対NG。
急な増水によって水位が上がり、テントごと流される危険性がある。
川とは一定の距離を保ってテントを張るべし。
▼薪拾い
・生きている木には手をつけず、倒木や枯葉を焚き火用に集める。
・大岳キャンプ場では、倒木や、落ちている枝を使うことができる。
▼テント設営の手順
①保護用の布を挟み、ロープを木に巻きつける。
②とってきた木にロープを引っ掛け、石を重りにしてピンと張る。
③ロープに持参した布をかぶせ、エアマットに空気を入れる。
※就寝前には必ず食べ残しを処分すること。
放置すると匂いで野生動物が集まり、襲われる原因になるので注意。
▼火起こし
・通常のキャンプ場では焚き火台を使って、地面に火がつかないようにしなければならない。
・火床を作るときは大きめの石で土手を作り、底に小さな石を敷き詰めるのが重要。
→熱を逃がさないようにする為、火床の底に石を敷く
・フェザースティック
羽毛のように毛羽立たせることで、火がつきやすくなる。
手順
1 火打ち石を使ってチャークロスに火種をつける。
2 火種をほぐした麻紐で包み、息を吹きかける。すると火が燃え上がる。
3 フェザースティック、杉の葉を入れ、火を安定させる。
▼ポットクレーン
手順
1 拾ってきた土台になる木の先端を削る
2 木を石で固定する
3 別の木に切り込みを入れて引っ掛ける
・ポットハンガーは焚き火から少し離れているため、火で焼けないようにできている。
・切り込みを入れれば高さを変えることで火力を調整することができる。
▼バリスタ世界王者が教える「キャンプコーヒー」
手順
1 豆を10分煎る。豆は深煎りがおすすめ!
2 煎った豆を粉々にすり潰す
3 すり潰した豆をコーヒーのカップに入れお湯を注ぐ
4 4分待ち、上澄みをとる
▼今回作ったキャンプ料理
・竹ご飯
竹の筒を切り、米・水を1:1の割合で入れ、竹のフタをして約30分火の上にかける。
・野菜の丸焼き(パプリカ、ネギ、トウモロコシ)
〈野菜の旨味を100%引き出す究極の調理法〉
→皮を剥いたり、カットしたりせずそのまま火の中へ
皮が野菜を守ってくれるので、炭火で10分ほど焼くと表面の皮は焦げるが
中身は蒸し焼きのようにおいしく焼きあがる。
・石焼ステーキ
火で熱した平たい石の上に、クレイジーソルトをまぶしたステーキ肉をそのままのせ、両面を焼く。
▼キャンプレベルが格段に上がる超便利な最強アイテム
・チャコールスターター(5通りの役目を完備)
1 炭起こし
2 BBQ台
3 燻製
4 焚火台
5 調理
・たけだバーベキューとテンマクデザインとの共同開発した為、たけだバーベキューのロゴマーク入り!
バカリズム 今夜の総括
「キャンプ用コーヒーを飲んだ時の感覚、ヘッドスライディングして口に土が残っている時に似てる」