第81回 スカッシュ
2020年4月25日 放送
"スカッシュのたしなみ"をおさらい
◎たしなみスト
潮木仁(スカッシュ日本代表監督)
★スカッシュの歴史をたしなむ
説①監獄の政治犯が丸めた紙くずを壁に当てて遊んでいた
説②15世紀の兵隊が城壁に物を当てて遊んでいた
その後、1820年チャーチル元首相の母校で現在のスカッシュの形ができた
◆スカッシュのたしなみ〜入門編〜
★マイスカッシュ用品を揃えよう
スカッシュに必要な道具は「ラケット」「シューズ」「アイガード」の3つ。
▼スカッシュ用具店
スウェーデン発スポーツブランド サルミングストア東京本店
東京都北区浮間2-24-7-2F
▼初心者にオススメのラケット選びのポイント
ラケット選びの際に見るべきポイントは、「トップヘビー」か「トップライト」か。
ラケットの重心を示す言葉で、先端が重くなっているトップヘビーと
先端が軽くなっているトップライトに分かれており、初心者にはトップライトがオススメ。
また、壁に向かって競技するので、壁にぶつけてこわれることもしばしば。
なので、慣れるまでは値段が安めのものを選ぶのもオススメ。
▼初心者にオススメのシューズ選びのポイント
コートの床にシューズのゴムの色が映らない「ノンマーキング」のマークが
入ったものを選ぶのがマナー。
そして、インソールが低めのものを選ぶのがポイント。スカッシュはジャンプなどの縦の動きよりも横の動きが多いので、捻挫もしにくいインソール低めがオススメ。
▼初心者にオススメのアイガード選びのポイント
アイガードは初心者に必須のアイテム。
スカッシュボールが目に当たるととても危険なので、必ず着用する。
★スポーツクラブでスカッシュ
▼リビエラスポーツクラブ
東京都港区南青山3丁目3−3
入会金100万円、月会費3万円の高級スポーツクラブ。
総面積約3,000㎡の敷地内にはスポーツジムや25mプール、
シミュレーションゴルフなど様々な設備が充実。
ワークアウト、トリートメント、お食事の三位一体がコンセプト。
▼スカッシュの基本的なルール
スカッシュは前後左右、床を合わせると5つの面で行うスポーツ。
ゲームは11ポイント制で公式試合は5ゲーム中3ゲーム先取で勝利。
▼日本代表選手、机龍之介
5歳からスカッシュを始め、全日本選手権5連覇を達成するなど、
日本スカッシュ界を背負って立つエース。得意ショットは「ニックショット」。
正面の壁にボールを当て、跳ね返りをニック(溝)と呼ばれる場所に当てることで
ボールがはねずに転がるので、相手にとって返しにくい高度な技術を要するショット。
▼試合観戦のたしなみ
スカッシュの試合は応援している選手が、相手をどう動かして
どんなボールを打つのか、それを見ながら観戦するとより面白い。
▼アフタースカッシュのたしなみ
スカッシュで汗を流した後はリビエラスポーツクラブに併設されている「リストランテAO青山」で料理3品とビールをいただく。本場イギリスなどではスカッシュコートのすぐ後ろにバーカウンターが併設されスカッシュを楽しんだ後にすぐ酒を酌み交わすことも多いんだとか。
親交を深めるほか、時にはビジネスの話を成立させてしまうこともある。
スカッシュは、豊富な運動量の他にも、社交的な意味でもたしなむべきスポーツ。
バカリズム 今夜の総括
「スカッシュはこういうイメージになったほうがいい。坊主に丸刈り。
全国に広まるにはこういうことなんじゃないかなって思いましたね。
あ、おれもやっていいんだみたいな」