放送内容

第61回 バス釣りのたしなみ

2019年10月12日 放送

“バス釣りのたしなみ”をおさらい

  • ◎バス釣り

    米原産の淡水魚「ブラックバス」
    その旺盛な食欲や警戒心の高さを利用したゲームフィッシングが「バス釣り」

    本場アメリカではプロスポーツとして高い人気を誇り、MLF・メジャーリーグフィッシングという大会も。
    日本でもバス釣りの人気は高く国内640万人の釣り人口の内、およそ6割が、
    バス釣りなどのルアーフィッシングファンといわれている。

     

    ◎バス釣りの世界記録

    バス釣りの世界大会では釣ったバスの重さを競い合い順位を決める

    そんなブラックバスの世界記録は、2009年に琵琶湖でキャッチされている。
    その大きさ10.12キロ。77年間破られなかった世界記録を日本人が、しかも琵琶湖で釣り上げた

     

    ◎バス釣りのルール

    バスは特定外来生物に指定されているため、生きたまま持ち帰ることは法律違反。

    違反すると最大で3年以下の懲役または罰金300万円
    バスは繁殖力がとても高く、他の河川に放流すると生態系に影響を与える要因になってしまう。
    一方キャッチアンドリリースに関しては法律で規制はされていないものの
    条例で禁止している県もあるためバス釣りに行く際には必ずチェックしましょう。

     

    ◎ルアー

    湖に落としたスプーンに偶然魚が食いついたことがルアーの起源といわれ、
    色や音、光などに反射的に食らいついてしまうバスの習性を引き出す多くのルアーが作られてきた。
    しかし実はバスは非常に頭のいい魚。
    一度引っかかったルアーを覚えることで同じルアーにはかかりにくくなる。
    そんなバスと競うようにして日々新たなルアーが生み出されている。

     

    ◎たしなみスト
    ルアマガプラス編集長・松島秀樹
    人気のバス釣り専門雑誌「ルアーマガジン」で編集長を務め、
    現在は釣りの総合情報ウェブメディア「ルアマガプラス」の編集長として釣り業界全体をささえる。

     

    ◎バス釣りのたしなみ

    ・ブラックバスは待つのではなく探す

    ・数千種類のルアーから今日の作戦を練る

    ・ブラックバスとの格闘

    ・デコ=1匹もつれないこと

    ◎ルアーをたしなむ

    1000を超えるルアーコレクションから
    ブラックバスと戦うための武器とも言えるルアーを選んでいく。

    ▼ハードルアー

    魚の形をしたプラスチック製のもの

    ▼ソフトルアー

    虫やエビの形をした、ゴムのような質感のワームと呼ばれるもの

     

    ◎茨城県・霞ヶ浦

    滋賀県の琵琶湖に次いで日本で2番目の広さを誇る淡水湖。
    都心から電車や車でのアクセスがよく、バス釣りファンが集まる聖地としても知られている。
    そして早朝がポイント!

  • ◎早朝をたしなむ

    残暑が続く10月頃までは、早朝からお昼頃までがピーク。
    人間同様、ブラックバスも水温が上がると動きが鈍くなって釣れにくくなる。

    ◎バス釣りの醍醐味

    バス釣りは「どうやったら釣れるのか」を戦略立てて考える釣り
    「どの種類・色のルアーを使うのか」「どこのポイントを狙うのか」
    さらにその時の天候や気候、水の状態などによって変えていく必要があり、その組み合わせは無限大。
    この考えながらトライ&エラーを繰り返す「ゲーム性の高さ」がバス釣りの醍醐味 。

    ◎ガイドフィッシングをたしなむ

    バス釣りのプロが基本から全て教えてくれるサービス

    初心者は、竿やルアーがなくてもガイドから借りることもできる。
     
    ◎バスプロ

    バスフィッシング団体に所属しトーナメントの賞金や

    スポンサーからの契約料などで生計を立てている

     

    ◎霞ヶ浦最強のプロガイド・草深幸範(くさぶか・ゆきのり)さん    

     

    ◎バスボートをたしなむ

    バス釣りの最強アイテム「バスボート」

    このボートがついて、ガイド料金はひとり1日4万円。
    しかし、ふたりで申し込めばひとり当たり2万5000円となりお得!

    ◎バス釣りの道具

    ▼ライフジャケット

    今のライフジャケットは、コンパクトでオシャレな膨張式が主流。

    これは水圧がかかったり水が浸み込むと浮き輪のように膨む。

    ▼サングラス
    他にも大切なアイテムがサングラス。

    ルアーが顔に飛んできたり、ボートで走っているときに虫が目に入ったりするので、バス釣りでは必ずサングラスを。

     

    ◎ブラックバスの生態を知る

    ブラックバスは基本的に直射日光を嫌い、障害物や変化のある場所にジッとしていて
    餌になりそうなものが目の前を横切ると襲いかかる習性がある。

     

    ◎バス釣りは

    頭の中でいろいろと仮説を立てて、推理ゲームのようにたしなむ!

     

    ◎ルアーは女優

    自分が監督になった気持ちで女優を使う

    生かすも殺すも監督次第

     

    ◎ルアーを使ってブラックバスの食性・好奇心・警戒心を突く

     

    ◎霞ヶ浦名物をいただく

    霞ケ浦は、チャネルキャットフィッシュ、アメリカナマズの養殖が盛ん。

    ブラックバスは食べられませんが、この霞ヶ浦産のナマズは美味しいと評判

     

    ▼あたりや食堂 (茨城県稲敷郡)

    霞天丼 970円

    霞ヶ浦名産のアメリカナマズや地元の野菜を使用

バカリズム 今夜の総括

「おのさんが不良っぽい人が好きって言ってたので悪い人にひっかからないように、おのルアーを。こういう状態だと思うので気を付けてほしい」

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