
第33回天ぷら
2019年02月09日 放送
天ぷらのたしなみをおさらい

◎天ぷらの歴史
16世紀ごろ鉄砲の伝来と共にポルトガルから長崎に入ってきた南蛮料理
◎天ぷらの語源 ※諸説あり
ポルトガル語 テンペロ【tempero】【意味】料理、調味料 など
◎天ぷらは「種七分 腕三分」
料理の腕がいくら上等でも、材料が悪かったら美味な仕上がりにならない
◎たしなみスト
dancyu編集長 植野広生
前回フランス料理のたしなみストとしても登場
食べ歩きや料理など大人の食の楽しみかたを提案する月刊誌dancyuの編集長
◎天ぷら元吉
天ぷら職人 元吉和仁43歳
・ミシュランガイド東京9年連続一つ星
・全てのお客に目を配れるように店内はカウンターの8席のみ
◎天ぷらには“日本酒” 特に“ぬる燗”がオススメ
冷やでいただくとアルコールのドライ感が
ぬる燗にする事でまろやかになり、さらに油を洗い流し、口の中がスッキリするといいます。
▼女性にオススメ
ジャパニーズワインとして海外でも注目される、甲州ワイン。
フレッシュな味わいと凛とした酸味が天ぷらをより引き立ててくれます。
◎大人の天ぷらのたしなみ
・食事が始まる前に器を愉しむべし
・分からないことは店主に聞くべし
・おしながきは“おまかせコース”のみ
繊細な味から徐々に強い味へ緩やかに上がっていくように
ストーリーを決めている
・日本人の味覚“旬”を愉しむべし
旬の「走り」「盛り」「名残」を愉しむ
・揚げる音をBGMとして愉しむべし
・天ぷらは皿に置かれた瞬間に食べるべし
・塩か天つゆかは具材の形で判断すべし
・最後は天丼で〆るべし
・穴子が出たら〆が近いと悟るべし
おまかせコース
計23品 1万6,500円(税込み)+サービス料10%
バカリズム 今夜の総括
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