三宅裕司の昭和うた旅 ~名曲に秘められた物語~
番組概要
三宅裕司が昭和の名曲に秘められた物語を探る旅!石川さゆり「天城越え」の歌詞の本当の意味とは?単語を羅列した「よこはま・たそがれ」の歌詞は五木ひろしへの挑戦状!?作曲家・弦哲也や、曲の舞台となった土地の人々の証言などによって歌詞の本当の意味を考察!曲に秘められた物語を知れば、新たな感動が生まれる!
番組内容
①石川さゆり「天城越え」
♪誰かに盗られるくらいなら あなたを殺していいですか…
石川さゆりは初めて歌詞を見た時、歌うことを拒んだという。嫌がる石川さゆりを納得させた「ある言葉」とは?作詞家・吉岡治と作曲家・弦哲也が曲作り合宿を行なった伊豆の温泉宿へ!驚きの誕生秘話が明らかに!
♪寝乱れて 隠れ宿 九十九折り 浄蓮の滝…
吉岡治が実際に天城を歩いて見た光景…歌詞に出てくる数々の地名は後で足されたものだった!?弦哲也が激白「最初は全く違うメロディーだった」歌詞が増えたことで曲を作り直す羽目に!最初に作った“幻の天城越え”を弾き語り!
♪舞い上がり 揺れおちる 肩のむこうに あなた 山が燃える…
「山が燃える」の歌詞の意味とは?三宅さんの考察は「紅葉で赤く染まった山」。
地元の人が考察する「山が燃える」の意外な意味とは?「朝方の山の〇〇が…」
♪走り水 迷い恋 風の群れ 天城隧道…
弦哲也が三宅にぜひ行ってみてほしいと伝えた天城隧道へ!トンネルに入ろうとした瞬間に風の群れを体感!天城を散策した吉岡治が感じた想い「天城隧道を歌詞に入れたい」吉岡治が長いトンネルの先に見た光景とは?
♪あなたと越えたい 天城越え
吉岡治が生前に語った、この歌詞の本当の意味とは?不倫する男と愛人の歌と思いきや、登場人物がもう一人いた!?そして曲のモチーフになったのは、伊豆に深いゆかりのある、あの歴史上の人物だった!?
②五木ひろし「よこはま・たそがれ」
♪よこはま たそがれ ホテルの小部屋・・・
歌詞に出てくる「ホテルの小部屋」は実在した!創業者家族が貴重な写真を披露!
作詞家・山口洋子はなぜ歌詞に単語を並べたのか?この独創的な歌詞は五木ひろしへの挑戦状だった?歌人・俵万智が単語の歌詞を並べた演出的効果を解説!
♪裏町 スナック 酔えないお酒…
曲が生まれた1970年代の夜の横浜とは?半世紀にわたり横浜の街を撮り続ける写真家と、当時の横浜を知り尽くす86歳の現役バーテンダーを三宅が突撃取材!
「デモのカセットテープを受け取った僕は、自宅に持ち帰るまで我慢できずに、喫茶店に飛び込みました」「“この歌を早く歌いたい”そう思いました」
五木ひろしが語る「よこはま・たそがれ」への想い…そしてギターの弾き語りバージョンで「よこはま・たそがれ」を熱唱!
出演者
出演:三宅裕司
ナレーション:森富美(日本テレビアナウンサー)
VTR出演:弦哲也(作曲家)