放送内容

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#183:パラカヌー 瀬立モニカ

2024年4月28日

今回は、日本選手権7度の優勝、
パラリンピック2大会連続出場のパラカヌー瀬立モニカ選手と、
1年間のほとんどを一緒に過ごし、日頃の練習や合宿、国内外のレースにも同行して食生活も管理する西明美コーチとの二人三脚の物語。

金メダル獲得を目標に2人で挑んだ東京パラリンピックでは、
リオに続き決勝進出を果たしましたが、メダル獲得とはならず。
実は瀬立選手、東京パラリンピックを引退レースと決めて望んでいましたが、
メダルが取れなかった悔しさから引退を撤回。パリパラリンピックを目指す事を決意!
西コーチも瀬立選手の競技への熱い思いに応え、一緒にパリを目指すことになりました。

そんな瀬立選手のストロングポイントは「水をキャッチする柔らかなパドリング」。
東京パラリンピック後も、西コーチとともに試行錯誤を繰り返し、
理想のフォーム作りを行っていました。
そんな矢先、手の感覚がなくなってしまったという瀬立選手。
競技人生が終わりになってしまう不安もありましたが、
「やれる事をやってダメだったら引退」と考え、去年3月に左ひじと手首の手術を決断。

手術後は徐々に感覚も戻り、順調に練習をこなせるまでに回復。
今年3月の日本代表海外派遣選考会では、
パリ大会につながる世界選手権の代表に選出されました。

瀬立選手が10年近く共に戦う西コーチに贈る感謝の言葉!
2人で挑んだ東京パラリンピックの悔しさをバネに、
パリパラリンピックまでの道のりに迫りました!

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