ストロングポイント

毎週日曜 17:30~18:00放送

放送内容

第95回 やり投 山﨑晃裕

2017年12月09日 放送

やり投げ、山﨑晃裕(21歳)のストロングポイントは「飛距離を生む爆発力」。やり投げを始めて、わずか3カ月で日本新記録を樹立。今年9月には、自らの日本記録を更新し、56メートル30で優勝。世界ランキングは3位、競技歴わずか2年で東京のメダル候補に急成長を遂げた秘密とは?3年後のパラリンピックを目指す期待の新星、山﨑晃裕の強さに迫る!
1995年、埼玉県で生まれた山﨑選手。先天性疾患による右手関節部に欠損があった。そんな彼が夢中になったのが野球。高校では健常者のチームメイトと共に3年間、甲子園を目指し、汗を流した。その実力が買われ、障がい者の世界大会に日本代表として出場。チームを準優勝に導く活躍で、大会の最優秀選手にも選ばれた。野球一色だった山﨑選手が、やり投げを初めたのは、2年前。きっかけは、パラリンピックのトライアウト。ここでやり投げに出会った山﨑選手、野球をやめ競技転向を決意。
山﨑「どうしても東京でメダル取りたいっていうのがあったので、自分の良さを活かせるのがやり投だった」
東京でメダルを取りたい。山﨑選手は野球で鍛えた肩を活かせるやり投げで、世界の頂点を目指す道を選んだ。
9月、国内で行われる、今年最後の大きな大会、ジャパンパラ陸上競技大会。そこに山﨑選手も出場。やり投げは、障がいごとに全部で25クラスに分けられ、山﨑選手が出場するのはF46。この日の4投目、自己ベストを2メートル近く更新する、56メートル30の日本記録で優勝!
現在の世界の頂点、世界記録は、去年、インドの選手が記録した63メートル97。山﨑選手の自己ベストは56メートル30。
山﨑「メダル狙うのだったら、60mが目標でありますし、そこは目標にしていけるんですけど、さらに上に行くためには、まだまだ必要とするべきものが沢山あるかなと思います」

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