ストロングポイント

去年のリオパラリンピック出場をあと一歩で逃したブラインドサッカー日本代表。2020年 東京でのメダル獲得へ向け、攻撃的にシフトした新体制でパラリンピック4連覇中のブラジルと激突。1200人以上の観客が見守る中、選手たちが見せた衝撃プレーの数々。最強王者ブラジルとの激闘の模様をたっぷりとお届け！試合データから見えた日本の「進化」とは？

ブラインドサッカーは、全盲の選手がアイマスクをつけて行う競技。転がると音が鳴るボールを使用する。さらに、監督・コーチ・「ガイド」と呼ばれる役割の人が、シュートのタイミングなどを声で選手に伝えるのだ。そのように「音」や「声」を頼りにプレーする繊細な面と、サッカーならではのスピードと競り合うハードな面をあわせ持つのがブラインドサッカーだ。
今回は、試合の模様をたっぷり見せる中で、ブラインドサッカー独特の雰囲気が味わえるよう、一部「実況・解説」を外してお届けする。

3月20日に行われた、ブラインドサッカー“さいたま市ノーマライゼーションカップ2017”「日本対ブラジル」。今回のブラジルのスターティングメンバーは、つわもの揃い。全員がリオパラリンピックで金メダルを獲得した選手なのだ。そんな"最強"軍団、ブラジル代表を日本代表が迎え撃つ！日本対ブラジルという世界レベルの戦いに、上田晋也も大興奮。なかなか見られない熱い戦いを、熱い思いで観戦・取材！

2020年東京でのメダル獲得へ！
ブラインドサッカー日本代表の戦いはすでに始まっている。