ラインナップ

2015年02月16日~2015年02月20日の放送内容

大震災を生き抜く教訓 風化が進む記憶の継承

#355

2015年02月20日(金)放送

東日本大震災、そして阪神淡路大震災。
2つの大災害をいまもはっきり覚えていると言えますか?
被災地では、記憶の風化を食い止めようと被災経験者の「語り部」が活動を続けています。
いざという時に役立つ大災害の記憶。ひとりひとりが記憶を風化させないことが防災の大きなカギとなります。
きょうは東日本大震災と阪神淡路大震災、それぞれの「語り部」に震災を生き抜く知恵を聞きました。

【ゲスト】
奥秀雄(神戸市「人と防災未来センター」語り部ボランティア)、澤口強(宮古観光文化交流協会・学ぶ防災ガイド)

テロ 拡散の脅威に日本は… 闘うための理念と戦略

#354

2015年02月19日(木)放送

ネットなどを通じ拡散する過激思想。
欧米などで高まる「自国育ちテロ」の脅威に日本はどう向き合うべきか。テロリストが一般市民を標的にする目的とは。
「テロと闘う」と強調した安倍首相に対する支持が高まる背景にあるものとは何かを識者とともに徹底分析しました。

【ゲスト】
白井聡(文化学園大学助教、政治学者)
萱野稔人(津田塾大学教授、哲学者)
小原凡司(東京財団研究員・政策プロデューサー)

激論 介護・医療切り下げ… “痛み”はどこまで?

#353

2015年02月18日(水)放送

給付と財源の差が毎年1兆円ずつ広がるなど、社会保障費の拡大が止まりません。
その抑制のため、介護報酬の切り下げや後期高齢者の保険料負担増など、社会保障の切り下げが始まります。
介護・医療といった社会保障水準の切り下げは私たちの暮らしにどのような影響を及ぼすのでしょうか。
また、少子高齢化が進む中、将来的な給付の抑制のために日本はどのような社会保障政策を目指すべきなのでしょうか。
前厚生労働大臣の自民・田村憲久氏と、元大臣政務官の民主・山井和則さんにうかがいました。

【ゲスト】
田村憲久(前厚生労働大臣)、山井和則(民主党、衆議院議員)

「大学力」は国力か? 世界に通ずる人材とは

#352

2015年02月17日(火)放送

グローバリゼーションによる社会の変化を受け、国際化が求められている日本の大学。
豊かな語学力・コミュニケーション能力、異文化理解の精神等を身につけて、様々な分野で活躍出来る、
グローバル人材の育成はなぜ必要なのか。
さらに、優秀な人材確保のために、国の強化策、大学の取り組みは正しいのか?
大学が果たすべき国際化とは一体何なのか。
自民・遠藤利明教育再生実行本部長と、早稲田大学・吉田文教授が徹底討論しました。

【ゲスト】
遠藤利明(自民党・教育再生実行本部長)、吉田文(早稲田大学教育・総合科学学術院)

知って得する民法改正 市民生活への影響は!?

#351

2015年02月16日(月)放送

明治29年に制定された「民法」が120年ぶりに大幅に見直されようとしています。
私たちの生活と関わりの深い「契約」に関するルールですが、取引のグローバル化や決済手段の進歩によって、実情とあわなくなり、
トラブルとなる事例も多くあります。
法務省の審議会はおよそ5年の審議を経て、今月10日に改正要綱案をまとめました。
今回の民法改正で私たちの生活がどう変わるのか、中央大学法科大学院教授の野村修也さんに詳しく解説して頂きました。

【ゲスト】
野村修也(中央大学法科大学院教授)
BS日テレ