ラインナップ

2013年11月11日~2013年11月15日の放送内容

汚染水…民主・馬淵氏 福島原発と東電の今後

#35

2013年11月15日(金)放送

福島第一原発の汚染水問題で東京電力は、
1号機・原子炉格納容器の汚染水が漏れている様子を初めて確認したと発表しました。
しかし、今すぐに汚染水の流出を食い止める具体策はなく、タンクの増設や、来年4月に始まる遮水壁の工事などで、
対策費用は膨らむ一方です。
安倍首相は、除染、廃炉へ向けた長期工程など、東電任せになっていた課題について、
国が前に出て取り組むことを表明しました。
事故処理を迅速に進めるために、どんな体制作りが必要なのか。今後のエネルギー政策はどうあるべきか。
福島第一原発事故当時、首相補佐官として対応にあたった、民主党・馬淵澄夫議員を迎え、議論しました。

【ゲスト】
馬淵澄夫(民主党・衆議院議員)、澤昭裕(NPO法人国際環境経済研究所所長)

大討論!秘密保護法案 猪口議員&清水弁護士

#34

2013年11月14日(木)放送

今月7日、衆議院で機密情報を外部に漏らした公務員らへの罰則を強化する「特定秘密保護法案」の審議がスタートしました。
この法案をめぐっては「秘密指定の範囲が不明確」という批判の声や
「政府が不都合な情報を恣意(しい)的に秘密にするでは」との懸念の声が根強くあり、反対デモも行われています。
果たして政府は今後の審議を通じて、こうした懸念をどこまで払拭できるのでしょうか?
国会論戦が続いている特定秘密保護法案について、
自民党・猪口邦子参院議員と、日本弁護士連合会秘密保全法制対策本部で事務局長を務める清水勉氏に伺いました。

【ゲスト】
猪口邦子(自民党・参議院議員)、清水勉(弁護士・秘密保全法制対策本部事務局長)

憲法激論…船田VS枝野  解釈変更か憲法改正か

#33

2013年11月13日(水)放送

安倍首相が意欲を示す集団的自衛権をめぐる憲法解釈の見直し。
その解釈を変えることで、集団的自衛権を行使できるのかどうか、議論が行われています。
自民党は憲法解釈の変更の先に、憲法改正も目指す一方、同じ与党内でも、解釈変更に公明党は慎重姿勢。
また、野党からも、憲法の解釈を政府の意向で変更するのは認められないとする意見があります。
憲法解釈の行方は?そして、今後、憲法をどう考えるべきか?
与野党の論客、自民党・船田元氏、そして、民主党・枝野幸男氏を招き、
集団的自衛権と憲法について、徹底議論しました。

【ゲスト】
船田元(自民党憲法改正推進本部長代行)、枝野幸男(民主党憲法総合調査会長)

日本版007も出現か!? …機密情報収集の世界

#32

2013年11月12日(火)放送

独・メルケル首相の携帯電話やワシントンの各国大使館などへの盗聴疑惑、さらにはCIA元職員によるネット上での個人情報収集など、
アメリカ情報機関の活動が浮き彫りになっています。
世界各国に存在するこうした情報機関の実態はどういったものなのか。そこで集められる“情報”とは何なのか。
その一方で専門機関が存在しない日本は、今後どのように情報収集体制を築くべきなのか。
国策も左右する情報収集・分析の現状を情報・インテリジェンスの専門家、防衛省防衛研究所国際紛争史研究室の 小谷賢氏にじっくり伺いました。

【ゲスト】
小谷賢(防衛省防衛研究所 国際紛争史研究室主任研究官)

アベノミクス “三本の矢”は順調か?

#31

2013年11月11日(月)放送

アベノミクス3本の矢「大胆な金融政策」「機動的な財政政策」「民間投資を喚起する成長戦略」より、経済は回復基調にあると伝えられています。
一方で、3本目「成長戦略」は失速気味でなかなか輪郭が定まらない様に見受けられます。
そこで、今回は、元財務事務次官で、日銀副総裁も務められた、武藤敏郎さんをゲストに、アベノミクス“3本の矢”をテーマに、 安倍政権の経済政策についてじっくり伺いました。

【ゲスト】
武藤敏郎(大和総研理事長、元財務事務次官、元日銀副総裁)
BS日テレ