ラインナップ

2013年10月28日~2013年11月01日の放送内容

みずほ大量処分で激震 巨大銀行の不祥事検証

#25

2013年11月01日(金)放送

メガバンク・みずほ銀行は10月28日、系列信販会社を通じた暴力団組員らへの融資を把握していながら、
金融庁の検査が入るまで放置していたことを受け、54人の処分を発表しました。
問題の事実確認を巡っては、経営トップが事実関係を把握していたかなど説明が二転三転。
再発防止のために設置された第三者委員会は、みずほ銀行の対応の甘さを指摘しました。
他にもカネボウの白斑被害、JR北海道のずさんな管理体制など、企業のコンプライアンスを問われる問題が相次いでいます。
企業不祥事はナゼなくならないのか?改善策はどう生かされるのか。
みずほ銀行の前身である第一勧業銀行の元広報部次長として、総会屋利益供与事件の対応にあたった江上剛氏と、
経済ジャーナリスト町田徹氏を迎え、大企業が抱える問題について考えました。

【ゲスト】
江上剛(元第一勧銀広報部次長)、町田徹(元日本経済新聞記者・経済ジャーナリスト)

社会保障…改革の行方 キーマン清家氏に聞く

#24

2013年10月31日(木)放送

加速する少子高齢化によって年金や医療など私たちに密接にかかわる社会保障制度は、大きな節目を迎えています。
臨時国会では社会保障制度改革の工程や態勢などを定めた「プログラム法案」が提出される見通しです。
このプログラム法案の基となる報告書をまとめたのが社会保障制度改革国民会議です。
今回は、国民会議で会長を務めた清家篤氏をゲストに迎え、高齢社会「ニッポン」の抱える現状とその将来像についてお聞きしました。

【ゲスト】
清家篤(慶応義塾長)

見えぬTPP交渉の今 自民党内対立の行方は

#23

2013年10月30日(水)放送

“年内妥結”を目指して各国との協議が続くTPP交渉。
そもそも日本が「聖域」と位置づける5項目はなぜ決まったのでしょうか?全てが農作物のワケとは?
関税の撤廃は日本の農業を本当にダメにするのでしょうか?
一方で、今月に入り、「聖域」とされる5項目の中身について“精査する”という動きもあり、
自民党が参院選の公約にもかかげた「聖域を守る」ことはどうなるのでしょうか?
意見対立を抱える自民党からTPP反対の急先鋒と、TPP参加に積極的な立場の経済産業部会長の出演でTPPと日本の農業を徹底議論しました。

【ゲスト】
山田俊男(自民党・元JA専務理事)、山際大志郎(自民党・経済産業部会長)

茂木経産相が生出演! 汚染水トラブル対策は?成長戦略は?

#22

2013年10月29日(火)放送

東日本大震災による原発事故から2年半。
福島第一原発では今なお汚染水漏れなどのトラブルが伝えられるなど、事故は収束への道筋すら見えて来ていません。
一方で、その原発のあり方も含めた今後のエネルギー戦略も大きな課題となっています。
また、安倍首相が掲げるアベノミクス第3の矢「成長戦略」、実行に向けた具体的な施策は何なのか、
またそのカギを握る「賃上げ」に向けた政府の働き掛けは実を結ぶのか。
こうした様々な課題について担当大臣である茂木経産大臣に詳しく伺いました。

【ゲスト】
茂木敏充(経済産業大臣)

徹底解剖!反日の中国 尖閣固執に日本嫌い…

#21

2013年10月28日(月)放送

今年6月の米中首脳会談で「新型大国関係」を唱え、周辺国とも活発な外交を繰り広げている中国。
しかし安倍政権に対しては強硬な姿勢を緩めず、いまだに首脳会談が開かれていません。
なぜ中国は日本を声高に批判し、対決姿勢を強めているのか。その背景には中国の“国内事情”があるといわれています。
拡大する貧富の差、国民のナショナリズムの高まり、そして共産党内部の権力闘争など、
習近平政権が抱える課題が中国の外交・安全保障にどう影響しているのか。
「反日の中国」の外交・安全保障の狙いと意図、そしてその背景にある国内事情について、
中国事情に造詣の深い二人の専門家に詳しく伺いました。

【ゲスト】
宮家邦彦(在中国日本大使館元公使)、富坂聰(ジャーナリスト)
BS日テレ