第54話 太宗(ルビ:テジョン)の敗北
チョ・マルセンはファン・ヒを訪ね、一緒に譲寧大君を王にしようと持ちかける。マルセンの動きを知った上王・太宗は激怒し、マルセンを謀反人として捕らえるように命じるが、軍部がこれを拒否。太宗は軍権をマルセンに奪われてしまう。この事件をきっかけに、重臣らが「上王を使って刀を振り回す王に忠誠は誓えない」と登庁を拒否。朝廷の機能が麻痺する。太宗はファン・ヒに、世宗にも機会を与えてほしいと復職を頼む。