第43話 王の敵を一掃せよ
上王・太宗は、王・世宗の敵となりえる人物の一掃を開始し、明に特使として向かわせたシム・オンを逆徒の黒幕に仕立てる。シム・オンの捕縛許可を世宗に迫り「断れば、逆徒にされる数が増えるだけ」という臣下たちに、世宗は苦渋の決断を下す。昭憲王后が密かに派遣したイソンがシム・オンの元へ。事態を知ったチェ・マルリらは明への亡命を勧めるが、シム・オンは太宗の粛清は自分で終わらせると、帰国を決意する。