同世代に選ばれる局へ
色んな部署を経験して
色んなことができる人になりたい

営業局営業部/2019年入社

まずは自己紹介からお願いします。

新卒3年目で部署は営業局営業部です。部署は営業局営業部です。入社から最初の1年半は同じ営業局内の営業推進部にいましたが、2年目の10月に異動して、同じ1年半くらい営業部に所属しています。

具体的にはどんなお仕事ですか?

営業推進部は完全に内勤で、営業渉外が取ってきた仕事を社内で調整したり、渉外が持って行く資料作りが主な仕事でした。今は逆に外の企業や広告会社と向き合っていて、営業渉外としてCM枠とか通販枠の営業がメインです。

1年半で新しい仕事は慣れましたか?

CMの枠を売るというだけでなく、スポンサーの要望に応えるのが営業のゴールみたいな感じです。相手によって求められていることが違うので、都度都度、すごく勉強になっています。

ただCMといっても、今はいろいろな形があるようですね。

ターゲットとか訴求内容にもよるのですが、ただCMをやりたいわけではく、一社提供の番組を実際に作って、その中で商品の露出とかをできないかという相談をいただくことも時々あります。既にある番組の提供枠を提案するだけでなく、一から作りましょうという形になるので、どういう番組がいいかを聞き出したりしながら、番組のテーマから、制作スタッフを入れて一緒に考えたりします。

どんな時に達成感を得られますか?

相手に満足してもらった時には、小さいことでも大きいことでもやりがいは感じますね。スポンサーが満足して喜んでくれているのを見ると、やって良かったと思います。例えば、番組との連動CMとかだと、まず何もない状態からどういうところで番組とシームレス感を出して行くか等を話します。それが出演者である場合もありますし、番組のテーマになる時もあります。「御社の商品のこういうところと、こういう親和性があるから、これをフックに企画にしてみましょう」と共通項を説明して、「いいね」とどんどん台本とかにも入れてもらって、実際にCMを作って…。完成したものを見てもらった時に、「想像以上のものができた」と言ってもらえるとうれしいです。

逆に失敗や反省から学ぶことはありますか?

社外の方と向き合っている一番最後の責任はあるので、渉外として、安易な「できます」「できません」を言ってしまわないようすることですね。「どの局でもいいのでBSでこういうことがやりたい」とか各局に対して問い合わせが来ているという時に、大きい規模であればあるほど結果につなげられないと「あっ…」となるので、提案力不足とか、もっとやり方があったのではないかという反省はしますね。上司や先輩にも「こういう企画書を出したのですけど、他に決まったみたいです。何が足りなかったのでしょう?」と話して、「次に同じ話が来た時に、こういうのを入れた方がいいんじゃない?」ということはよくやってます。基本的には、提案する前に相談することが多いのですが、それでも「ここが足りなかったみたいなんです」という話はブラッシュアップするようにしています。

1日の動きはどんな感じですか?

内勤と外勤でガラッと変わったのですが、外勤は自由に、個人でスケジュールを組むことが多いです。今はリモートを含めてですけど、午前中に一つ打ち合わせをして、ちょっと資料とかを作って、午後に1、2本打ち合わせをしてという感じです。打ち合わせは対面もリモートもあって、リモートだけだと1日4本も打ち合わせがあったりします。定時は10時~18時なので、基本的にそれには沿っているんですけど、打ち合わせが早く始まればそこに合わせたり。フレックスではあるので、遅い時間に番組の立ち会い等がある時は、遅めに始業するのは大丈夫な環境です。

リモートと対面ではどちらがやりやすいですか?

ご提案する時は、対面の方がやりやすいですね。こちらの熱意が伝わるのももちろんですし、どういう話の時に先方がこういうリアクションをしたとか、このポイントが刺さっていそうだというのが表情でよく分かるので、そういう部分は対面の方がやりやすいです。逆に、移動時間がないのはリモートの良さですね。

就職活動はどうでしたか?

私は体育会の女子サッカー部に所属していたので、人よりスタートが遅かったかもしれません。テレビ局はインターンがあって、私は3年生の夏くらいにテレビ局だけ何カ所か参加しました。テレビの就活って他より早いので、3年生の12月くらいに受け始めて、1月には地上波が一通り終わって、そこから内定が出たり出なかったりですね。その後、他の業種にも視野を広げました。

BS日テレでの思い出はありますか?

私の時は、募集を見かけたのが6~7月くらいでした。他業種の就活や他局の募集がひと通り終わった後、それでも来たい子を選ぶという感じだったみたいですね。面接を受けている途中でも、面接官の方がフランクに接して下さったのが印象的でした。「好きな番組、嫌いな番組」について聞かれた時に、こちらが忖度した答えをしたと察したのか、「ほんとに?」と聞いてきてくれて、正直に言ったら「そうだよね?」みたいな感じになったりとか。全然緊張しなくて、そういう空気を作って下さったのは、この会社の雰囲気が表れていたのかなと思います。

テレビ局がメインだったのですね?

一番身近にあるのが親の仕事だと思うのですが、私は親がテレビ局で働いていて、小さい時から仕事=テレビみたいな感じだったので、気づいた時にはテレビ局志望でした。他にも面白そうな業種はたくさんあったので、いろいろ受けてみたのですが、やっぱりどうしてもテレビに行きたいなと思って、夏にまたテレビ局を受けました。

どうしてテレビが好きだったのですか?

テレビ局には小さいころによく遊びに行かせてもらっていました。テレビ局ってテレビがたくさん置いてあるじゃないですか?あの環境が好きなんです。音楽番組の日だったのかな?たくさんのアーティストさんと廊下ですれ違ったりとか、キラキラしているなと思いつつも、小さいながらにおとなしくしていました。親は報道系の部署だったので、直前のニュース原稿を直して、バタバタしながらスタジオに行って本番を見て、みたいなのは鮮明に覚えていたりするので、それはかっこいいなと思って見ていました。

就活生にアドバイスはありますか?

いろんな番組を見て、自分がどういうのが好きなのかを知る。好きなことに理由を持つのは大事かなと思います。ただ漠然と好き、ではなくて、何で好きなんだろうということを考える。嫌いな番組も、何で嫌いなのかを考えるというのは、今も「やった方がいい」と言われます。あと、就活にとらわれすぎないで、旅行とかにも行けたら行った方がいいですね。学生時代に何をやっていたか?みたいなことも聞かれたりするので。面接の時とかも、ガチガチに答えを固めすぎるよりも、その場で臨機応変に話せる余裕を残すというか、面接官側もそういう会話のキャッチボールが好きな人が多いと思うので、会話を楽しめる準備をすればいいのかなと思います。

将来的にはBS日テレをどんな会社にしていきたいですか?

たくさんあるのですが、大きく言ってしまうと、もっと同世代にBS日テレの番組を見てもらいたいというのがあります。その中でも、ドラマを作りたいという想いでテレビ局を受けていたので、そこが一つ目標ではあります。また、入社してから制作以外の面白さもよく分かったので、いろんな部署を経験して、いろんなことができる人になりたいと思います。

ドラマが作りたかったのですね。人生の記憶に残るドラマはありますか?

「オレンジデイズ」とかですね。最近も好きなドラマがあって、日々更新されています。「オレンジデイズ」と言っておきながら、好きなジャンルはヒューマンドラマなんですけど(笑)。

BS日テレのオリジナルドラマといえば、「笑点ドラマ」がありますね。

笑点ドラマは、実は社内横断の全部署参加のプロジェクトみたいになっていて、1年目の時に「入りたい」と手を挙げて入れてもらいました。どうやってドラマができていくのか、ドラマを放送するにあたっての各部署の仕事みたいなものを、ひと通り見せてもらったのは勉強になりました。そういうことをやらせてもらえる環境というか、若い人は積極的にやりたいことをやっていいよという風潮はあります。

学生時代はサッカーをしていたのですね。

始めたのは小学校3年生で、そのころ女子サッカー部が少なかったので、中学で一旦やめたのですが、中学生の時になでしこジャパンが(ワールドカップで)優勝したのを見て、高校でもう1回始めました。澤穂希さんには、小学生の時一緒にサッカーをしてもらった経験もあるんですよ。

サッカーは続けているのですか?

最近はフットサルをやるくらいで、今はゴルフですね。会社に入ってから始めて、取引先や会社の先輩後輩と一緒にとか、プライベートでやることも多いです。1カ月に1、2回くらいはコースに出ます。初めての方とでも話す空間がたくさんあるので、一緒に行った人と早く仲良くなれるのはいいなと思います。

ゴルフが気晴らしになっているのですね。

ゴルフで気分転換できますし、友達と仕事の話をしないでいることもリフレッシュになりますね。逆に仕事の具体的な相談は、会社の年齢の近い先輩とかとご飯に行くと同じ話題で盛り上がれるので、そこではそういう相談をしています。

3年働いてみて、あらためてBS日テレはどんな会社ですか?

人数は少ないのですが、逆にそれがいいところかなと思います。他の部署の人が気に掛けてくれていたり、年齢も離れた方が「今年の新卒は誰が入ったんだろう」と気に掛けてくれるくらいの人数なので。「いつのまに3年目になったの?」とかも話をされます。誕生日をお祝いしてくれたり、面倒を見てくれるのがいいところですね。若手でバーベキューしたり、釣りに行ったりとか、若手だけでゴルフも行きますよ。違う会社の友達の話を聞いていると、そこまで先輩と仲良しなのは珍しいのかなと思います。周りの会社とかだと3年目くらいで転職の話も出てきたりするんですけど、私は1度も転職を考えたことがないです。

どういう人にBS日テレに来てもらいたいですか?

何でもやってみる人とか、何でも吸収しようとする人、いろんなことに興味を持っている人と一緒に働きたいですね。今、若手を中心に一つ番組を作ろうということをやっていたり、やらせてもらえる環境があります。先輩の力を借りながら、若手がメインでやるみたいなことを挑戦しています。

10年後の自分

いろんな部署を経験して、自分でいろんな目線を持って何かを成し遂げられる人になりたいです。俯瞰的に見られるようになっていればいいなと思います。

ドラマも作るというのも実現していそうですか?

10年後くらいには叶えられているといいですね。