社長メッセージ

BS日テレは2000年12月に放送を開始した若い放送局なので、若い社員も多く、伸びしろはすごく大きいと思っています。社員一人ひとりの能力は非常に高い者も多いですし、その力を結合すればきっといいものができるだろうと思って仕事をしています。

私たちの仕事は、管理職だろうが一般職だろうが、実はあまり変わりません。それは一点、クリエイティブなことを目指しているからです。新人でも中堅社員でも、管理職でも、極端に言えば社長である私も企画を提案します。それをみんなで協議して、どれが一番世の中に刺さるだろうか、受け入れられるだろうか、評価してもらえるだろうか。みんなでフラットに見てみて、これでいけるとなった時には、そこに向かってみんなで突き進んでいく。それが我々の組織の伝統であり、社風であると考えています。

そしてこれからの時代は、生成AIを抜きにしては語れなくなる社会が来るだろうという認識は持っています。ただ、我々の一番大きな要素になるのは、やはりクリエイティブな部分です。そこのオリジナリティは生成AIに取って代わられることは、ないのではないか。あくまで我々クリエイターとしてのアイデンティティだと感じています。

映像の世界は実は飛躍しています。1億総カメラマンと言われてからも久しく、多くの方がSNSなどで映像を発信して世の中に示すことができます。皆が映像の中に浸って生きているといっても、大げさではない。では、我々との違いは何かと言ったら、我々はプロフェッショナルとしてこの仕事をしている。BS日テレが 放送する番組だからこれは信頼できる、BS日テレが載せている情報だからこれは信頼できる。そういう信頼が我々にとっての生命線ですから、これまでにいただいている信頼を財産として、これからも大事にしていかなければなりません。

世の中は、賃上げと経済成長の良い循環を目指すと言いますが、私たちは、新しい社員の挑戦があって、成長があって、そして会社の発展がある。それをうまく循環できる会社を目指したいと思っています。一人ひとりの社員が、学習して、成長して、それが会社の発展に繋がっていく。そういう姿を目指したい。そのためにウェルビーイング(Well-being)という視点で、日本テレビグルグループ内での人事交流や研修などを含めて、社員への投資も決して惜しみません。是非、BS日テレの門を叩いてみてください。

代表取締役社長代表取締役社長 粕谷 賢之