オスマン軍のモルダヴィア遠征は成功裏に終わり、スレイマン皇帝は新たな領主を任命。貢納や治安維持の方法を細かく取り決める。その頃、プレヴェザではフズル提督率いるオスマン海軍が、ドリア率いる十字軍艦隊と激突していた。マニサでは海賊対策としてムスタファが造船所の再稼働を指示し、スレイマンに書簡で許可を求める。ヒュッレムは資金を工面し、たまった給金を側女たちに払うが、後宮ではまた新たな問題が起きて…。