宮殿では、イブラヒム亡き後の権力争いが始まっていた。ヒュッレムはリュステムを御前会議に送り込もうと新大宰相のアヤスに念押しするも、シャーも夫のルトフィーを選ぶようスレイマン皇帝に働きかけていた。そんな中、皇子ムスタファと皇帝妃マヒデブランが帝都に戻り、悲しみに暮れるハティジェに寄り添う。断食月が終わり、祝いの行事が行われるが、ヒュッレムやシャー以外の顔は暗い。様々な思惑が飛び交う中、ついに新宰相が発表される。