婚儀の日を迎えてもミフリマーフの気持ちは晴れない。エスマハンの前では強がってマルコチョールを忘れたと言うが、余計に傷ついてしまう。そんなミフリマーフにアフィフェが語りかける。誕生時、皇子でないことを母のヒュッレムに嘆かれた彼女は、今、皇子の将来のために必要とされていた。婚儀と同じ日、バヤジトとジハンギルの割礼式も行われる。街が祝宴でにぎわう中、ミフリマーフは自分の人生を振り返っていた。