成長したメフメトは歩兵常備軍への入隊式を迎える。兄ムスタファは喜ぶが、ヒュッレムとマヒデブランは皇子の母親同士で火花を散らしていた。スレイマン皇帝が遠征から戻ってもお召しがないフィルーゼは恋しさに身を焦がす。ムスタファの子を宿したファトマは幸せにはち切れんばかり。それをうらやましそうに見るニギャールには、イブラヒムとの不義の罰が下る。その頃、マニサでは村の娘ヘレナがムスタファの帰りを待ちわびていた。